[写真]=坂口功将

 16日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のVC長野トライデンツは、アウトサイドヒッターの小野翔平(25)、オポジットのウルリック・ボ・ダール(24)、ミドルブロッカーの波佐間泰平(28)とトレント・オデイ(30)の4選手が契約満了に伴い退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 小野は、東京学芸大学を卒業後の2022年に大分三好ヴァイセアドラーに入団。2023年にVC長野へ移籍し、今季で在籍2シーズン目となっていた。今季は出場機会に恵まれず、レギュラーシーズン(RS)を通して6試合でのベンチ入りとなった。

 デンマーク出身のウルリックは、イタリアやベルギーなどヨーロッパでのプレーを経て今季VC長野へ入団。今シーズンはリーグの序盤に負傷し一時、戦線を離脱したものの復帰後はチームの得点源として多くの試合に出場した。RSを通して合計807得点を獲得し、総得点ランキングで6位にランクインしている。

 波佐間は富山大学を卒業後の2020年にVC長野へ入団。在籍4シーズン目となる今季はRSを通して18試合でベンチ入りし、合計2得点を獲得した。なお波佐間は、今年1月に行われた『MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25』にリーグ推薦で出場を果たしている。

 オーストラリア出身のトレントは様々な国のリーグでプレーした経験を持ち、2023年にVC長野へ入団した。在籍2シーズン目の今季はチームの主力として多くの試合に出場し、RSを通して合計282得点を獲得した。

 RSを10勝34敗の9位で終えたVC長野は、チャンピオンシップに進出できず。波佐間は3月15日に行われたSVリーグ男子第19節GAME1が、小野は4月6日に行われた第22節GAME2が、ウルリックとトレントは4月13日に行われた第3節GAME2がVC長野でプレーする最後の試合となった。