[写真]=坂口功将

 19日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のヴィクトリーナ姫路は、ブレス浜松へ期限付き移籍していた荒谷栞の移籍期間が終了したと共に、同日よりチームへ帯同すること発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 今季、V.LEAGUE WOMENのブレス浜松へ期限付き移籍をしていたミドルブロッカーの荒谷。移籍先のブレス浜松ではレギュラーシーズン(RS)26試合と、プレーオフのセミファイナルとファイナルでベンチ入り。プレーオフのファイナルで敗れ、年間女王には届かなかったものの同チームのRS優勝に貢献していた。

 荒谷は今年の3月に今季限りでの現役引退を発表している。その影響か、当初の移籍終了日は2025年5月31日となっていたが、チャンピオンシップのクォーターファイナルを明日に控える4月19日に姫路へ復帰し、帯同することとなった。

 明日4月20日(日)から、2戦先勝方式で行われるチャンピオンシップのクォーターファイナルが始まる。RSを6位で終えた姫路をホームで待ち受けるのは、RS3位のSAGA久光スプリングスだ。荒谷を加え、選手23名が揃った姫路はSVリーグ初代女王に向けた戦いに挑む。