19日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のヴィクトリーナ姫路が、リベロの森田茉莉(27)が今シーズンをもって退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
森田は日本女子体育大学在学中の2019ー20シーズンに当時のV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)に所属するPFUブルーキャッツ(現・PFUブルーキャッツ石川かほく)に内定が決まり、卒業後に入団。PFUでの4シーズンを経て、2023年にヴィクトリーナ姫路に移籍した。
落とさないディグとチームを鼓舞する声かけを持ち味に、姫路の守護神として、2023年には当時のV.LEAGUE DIVISON2 WOMENでの全勝優勝、今季2024ー25シーズンには 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権での優勝に貢献。今シーズンのリーグ戦では、レギュラーシーズン43試合にベンチ入りを果たしチームを支えた。
退団にあたり、森田はクラブを通じてコメントを発表している。なお、姫路の選手としてはリーグのチャンピオンシップが最後の試合となる。
「今シーズンをもってヴィクトリーナ姫路を退団する決断をさせていただきました。2年前、まだ未熟だった私を温かく迎え入れてくれたチームメイト、スタッフ、ファンの方々のおかげで改めてバレーボールが楽しい!もっと上を目指したい!という気持ちにさせてくれました。上手くいかない時間や勝てない時期、その中での一勝だったり優勝の瞬間、いろんな時をこの仲間と一緒に過ごせてすごく幸せで、すごく貴重な経験をすることができました。このチームに移籍して良かった!と心から思います」
「また、スポンサー、後援会、チーム関係者、ファンの皆様、たくさんのご支援、ご声援ありがとうございました。相手チームにいた時から「すごい」と感じていたホームでの一体感が味方として一緒に戦えて、たくさん背中を押してもらいとても心強かったです。もう一度あの優勝の景色をこのチームのみんなで見れるように残りの試合、全力で戦います!最後まで応援よろしくお願いします。2年間ありがとうございました!」