19日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のヴォレアス北海道が、サントリーサンバーズ大阪から期限付き移籍中だったアウトサイドヒッターの鍬田憲伸(25)のレンタル期間が4月30日で終了することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 鍬田は、中央大学在学中の2021年にサントリーへ内定。2021-22シーズンに内定選手として早々にコートに立つと、チームの勝利に貢献した。大学卒業後、正式入団した年の2022ー23シーズンは34試合にベンチ入りし110得点をあげていたが、翌年の2023ー24シーズンには出場機会が減り43得点に留まっていた。

 そんな中、サントリーからの期限付きレンタル移籍選手として今季2024年8月1日にヴォレアスに移籍。リーグ戦40試合にベンチ入りし、253得点をマークし確実にチームに貢献していた。

 4月30日のレンタル移籍終了に伴い、鍬田はクラブを通じてコメントを発表している。

「まずは最後まで熱い応援を本当にありがとうございました。ヴォレアスで過ごした時間は、自分にとってかけがえのない宝物です。選手、ファン、スタッフ関わるすべての人の想いがひとつになったあの一体感が本当に大好きでした。その一体感の中でプレーできたことが、何より幸せです。最後の試合のあの空気、あの瞬間は、一生忘れません。また皆さんに会える日を楽しみにしています。また逢う日まで!」