22日、V.LEAGUE MEN WEST(Vリーグ男子 西地区)のきんでんトリニティーブリッツは、アウトサイドヒッターの岡本侑(34)と三木裕人(27)、さらに新谷俊揮(31)の3選手が今季限りで現役を引退することを発表した。クラブ公式SNSが伝えている。

 きんでんは18勝10敗の西地区5位でレギュラーシーズン(RS)を終えていた。

 岡本は近畿大学を卒業後、2014年に入団して以降きんでん一筋でプレー。在籍11シーズン目の今季はRS全28試合でベンチ入りを果たして様々な場面で出場機会を得ると、合計187得点を獲得した。

 三木は法政大学を卒業後、2020年にきんでんへ入団。2022年からの3年間はチームのキャプテンを務めた。在籍5シーズン目となる今季はRS全28試合でベンチ入りし、合計3得点をあげた。

 新谷は龍谷大学を卒業後の2016年にきんでんへ入団。在籍9シーズン目となる今季は出場機会に恵まれず、RSを通して1試合でのベンチ入りとなった。

 3選手はクラブ公式SNSを通じてコメントしている。

岡本侑

「きんでんトリニティーブリッツ大阪を応援していただいているファンの皆様、また日頃よりチーム運営、リーグ運営にご協力いただいている関係者の皆様、いつもありがとうございます。この度、2024/25シーズンを以て選手を引退することとしました。求められるパフォーマンスが上がるなか、それに反して年々落ちる自身の体力。それを補おうと必死に努めましたが、年々上がるリーグのレベルに付いていけなくなりました。特にこれといった強みも特長もない私がVチャレンジリーグ、Vリーグという舞台でプレー出来たことを幸せに思います。今後の活動は未定ですが、リーグ全体が更に盛り上がるよう、後輩たち(と一部の諸先輩たち)にはリーグ上位更には優勝を期待しております。最後に、私のバレーキャリアに関わった全ての方々に感謝します。ありがとうございました。[自称毛利光生のトスを最も打った男]」

三木裕人

「いつも温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。この度、現役を引退する決断をいたしましたことをご報告させていただきます。きんでんトリニティーブリッツでは、3年間キャプテンを務めさせていただき、貴重な経験をさせていただきました。チームの勝利のために、そして応援してくださる皆様のために、精一杯プレーしてまいりました。至らない点も多々あったかと存じますが、皆様の温かいご支援のおかげで、ここまで続けることができました。心より感謝申し上げます」

「振り返りますと、22年間のバレーボール生活を通して本当に多くの方々に出会うことができました。どんな時も一番近くで支えてくれた家族、バレーボールの楽しさ、厳しさを教えてくださった指導者の皆様、そして、どんなチーム状況でも応援してくださったファンの皆様。皆様の存在が、私のバレーボール人生にとってかけがえのない宝物です。皆様の応援があったからこそ、ここまで、バレーボールを続けることができました。本当にありがとうございました。今後とも、きんでんトリニティーブリッツへの変わらぬご声援をよろしくお願いいたします」

新谷俊揮

「2024-25 V.LEAGUE MENをもちまして、引退をさせていただくこととなりました。これまでの温かいご声援、本当にありがとうございました。バレーボールを通じて様々なことを学び、素晴らしい仲間に出会えて最高に楽しいバレーボール人生となりました。今までバレーボールを続けてこられたのは、これまでに出会ってきた仲間、サポートしてくださっている会社の方や関係各所の方々、いつも応援してくださったファンの方々、そしてどんな状況でも支えてくれた家族のサポートのおかげで続けることができました。支えていただいてばかりで、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!!最後になりますがこれからもきんでんトリニティーブリッツ大阪の応援をよろしくお願いいたします!!!」