25日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のPFUブルーキャッツ石川かほくが、ミドルブロッカーの谷内美紅(25)が2024ー25シーズンをもって現役を引退することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 谷内は、筑波大学卒業後の2022年にPFUに入団。2022ー23シーズン、2023ー24シーズンとリーグ戦での出場機会はなかったが、今季2024年10月27日に行われた第3節デンソーエアリービーズとのGAME2で途中出場し、これがリーグ戦初出場だった。なお、今シーズンはリーグ戦24試合にベンチ入りしていた。

 その谷内が今シーズン限りでの現役引退を決断し、クラブを通じてコメントを発表してる。

「日頃よりPFUブルーキャッツ石川かほくへご支援、ご声援を賜り心より感謝申し上げます。この度3シーズン在籍したブルーキャッツを退団し、バレーボールから離れる決断をしました。選手としての実績や経験の浅い自分を指導して下さった監督・スタッフの皆様、そして私とチームメイトとして関わって下さった多くの選手、ファンの皆様にも本当に感謝しております」

「ブルーキャッツファンの皆様はチームへの思いが強く、愛情深く接して下さる方が多いと感じています。日頃から応援して下さる皆様のおかげで、頑張れる選手がたくさんいます。私もその1人でした。試合の時も、イベントの時も、私が怪我をした時も応援し続けて下さった皆様への感謝を絶対に忘れません。ブルーキャッツはまだまだ成長できるチームです。これまでの感謝をお伝えすると共に、今後ともブルーキャッツへの温かいサポートをよろしくお願いいたします」

「3シーズンという短い期間でしたが、ブルーキャッツを通して多くのことを学び、成長することが出来ました。私は決して優秀な選手ではありませんでしたし、成績を残すことも叶いませんでした。ですがチームメイトやファンの皆様と歩んだ時間は私の財産となり今後の糧になります。バレーボールから離れた環境でもこの経験を活かし、成長した姿を見ていただけるよう頑張ります。新たな道に進む私を見守っていてください」