ペルージャに所属する石川祐希が、4日に行われたセリエA男子のプレーオフ3位決定戦第2戦を振り返った。
レギュラーシーズン(RS)を2位で終え、プレーオフ準々決勝を危なげなく勝ち進んだペルージャ。しかしRS3位のチヴィタノーヴァとの準決勝で惜しくも決勝進出を逃し、ピアチェンツァとの3位決定戦にまわることになった。
第1戦を勝利して迎えた第2戦。石川は第2セットからコートに立ち、チーム最多の18得点を上げチームのフルセット勝利に貢献するとともにこの試合のMVPに輝き、チームをセリエA3位に導いた。
その試合を振り返って石川はXで以下の通りコメントしている。
「3位決定戦第2戦はピアチェンツァに3ー2で勝つことが出来ました。イタリアリーグ最終戦をしっかり勝ちきって終えることができ、また来年のチャンピオンズリーグの切符も獲得できたので良かったと思います。僕自身も2セット目から出て、良いプレーをたくさんできたと思います。まだサーブやレセプション、スパイクで課題はありますが、まずはチームとしてしっかり勝つことができたので、良かったと思っています。」
「イタリアのリーグはこれで終了しましたが、まだ僕達にはチャンピオンズリーグのファイナル4があるので、そこに向けてしっかりフォーカスしたいですし、まだまだこの試合でも波があるゲームだったので、コンスタントにもっと高いレベルでプレーできるように残りの時間で準備して、少しでも成長していきたいと思います。」
「コッパイタリアとスクデットに関しては準決勝で負けているので、チャンピオンズリーグではまずしっかりと準決勝を勝って、そして決勝に進みたいと思っています。このチームで良い結果を残して終われるような準備を、残りの時間でしっかりとしていきます」
第2戦を振り返りながらも、すでに次の試合へ意識を向け意気込みを語った石川。悲願のチャンピオンズリーグ制覇を目指すペルージャは、日本時間5月17日(土)3:00より、チャンピオンズリーグ準決勝でトルコのハルクバンク・アンカラと対戦する。