[写真]=金田慎平

 8日、『リクルートスタッフィングpresents 大同生命SV.LEAGUE AWARDS 2024-25』が行われ、サントリーサンバーズ大阪の髙橋藍がチャンピオンシップMVPなど4つの賞を受賞した。

 サントリーはレギュラーシーズンを36勝8敗の2位で終え、チャンピオンシップに進出。その後、ウルフドッグス名古屋とのセミファイナルを勝ち上がったサントリーはファイナルでジェイテクトSTINGS愛知を下し、大同生命SV.LEAGUE MENの初代王者に輝いた。

 攻守でチームをけん引した髙橋はチャンピオンシップのMVPを獲得したことについて「今回はこのような素晴らしい会を開いて頂きありがとうございます。今回のMVPもそうですけれども、優勝できたのも本当にサントリーの全選手やスタッフ、関係する方々のおかげです。そして今、目の前にいるファンの方々であったり、配信をご覧になっているファンの方々のおかげであります。これからもさらに高みを目指して頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします」と感謝を述べた。

 髙橋は年間の活動実績において特に優れた功績を残した個人に贈られる特別表彰も獲得。「このような賞を頂けたことを非常に嬉しく思います。自分たちが率先してこのSVリーグを盛り上げていこうという(大阪ブルテオンの西田有志との)話し合いを(大阪ブルテオンの西田有志と)シーズン最初にしたのを覚えています。役割分担というか自分にしかできないことであったり、西田選手にしかできないことでバレーボールファンの方々やそうでない方々、運営の方々と共にSVリーグを盛り上げていこうと。まだまだ自分たちも今シーズンは探り探りというか、挑戦することを1番に考えてやってました。その中でも色々な課題であったり、もっとよりよくしていけることを見つけられたのかなと思うので次のシーズンでもしっかりと色んなことを発信して、このSVリーグを皆さんと共に盛り上げていけたらなと思います。ありがとうございました」とコメント。

 さらにベストアウトサイドヒッターにも選出された髙橋。MCの福澤達哉さんに「イタリアでのプレーを経て、初めての日本のリーグを振り返ってどうだったか」と聞かれた際には「自分にとっては非常に難しかったシーズンだなと思っていて。日本のリーグはディフェンスや組織力など1つ1つのプレーの精度の高さが世界トップレベルだなと感じました。イタリアリーグで高さやパワーを克服して帰ってきましたけれども、その中で日本のディフェンス力というところに自分自身もすごく攻撃面で苦しめられましたし、組織的なところではさらに成長できたかなというのは思いました」と回答した。

 「会場で応援してくれるファンなど(バレーボールをする)環境はどうだったか」という問いには「試合をしていて楽しい環境、盛り上がった環境でやらせて頂いてました。それは皆さんの多大なご声援であったり熱力があってこそ、そういった環境になっていると思っています。自分自身もバレーボールをしていてすごく楽しかったですし、皆さんの力があってこそだと思います。本当にありがとうございます」と答えた。

 また持ち前のディフェンス力でベストレシーブ賞も獲得。髙橋は「3度目の登壇をさせて頂いて非常に嬉しい限りです。ベストレシーブ賞に選んで頂いたことは非常に嬉しく思います。188センチという身長で世界と戦っていくためにはレシーブでチームを支える、レシーブができないとという部分を意識しています。それがこのように評価されて嬉しく思います。このベストレシーブ賞を誇りに思いますし、まだまだレシーブもスパイクもアウトサイドヒッターとしてトップ選手を目指していくので引き続き応援よろしくお願いします」と語った。

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VOLLEYBALL KING 編集部

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