10日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のヴィクトリーナ姫路が、今シーズン限りで柴田真果(30)と森木かれん(25)が現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。
柴田はセッター(S)で日本体育大学出身。大学卒業後はJTマーヴェラス(現・大阪マーヴェラス)に入団し5シーズンプレーをした。2022ー23シーズンのフランスのヴァンドゥーヴル・ナンシーでのプレー経験を経て、2023ー24シーズンから姫路に移籍していた。今シーズンはレギュラーシーズン44試合、クォーターファイナル2試合の全試合にベンチ入りをしていた。
森木もSで、岐阜協立大学卒業後にブレス浜松へ入団。ブレス浜松で3シーズンプレーしたのち、今シーズンからは期限付き移籍という形で姫路でプレーをしていた。今シーズンはレギュラーシーズン14試合にベンチ入りをしていた。
2名はクラブを通して以下の通りコメントを発表している。
・柴田
「これまで、ご支援・ご声援をくださった皆さま、急なご報告となりましたが、今シーズンをもちまして、引退することとなりました。小学校2年生から、バレーボールを始め、各カテゴリーで素晴らしい監督やコーチ、スタッフ、そしてたくさんの仲間と出会い、バレーボールを通して、人として成長することが出来ました。振り返ると、本当に恵まれた環境の中でバレーボールに打ち込めていたのだと感謝の思いでいっぱいです。その中でも、いつどんな時も一番の応援者であった家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。そして、ヴィクトリーナ姫路では、2年間という短い間でしたが、会場で声をかけていただいたり、応援メッセージをいただいたりと、本当に皆様の支えのおかげで、走りぬく事が出来ました。ありがとうございました。引き続き、ヴィクトリーナ姫路へのご声援をよろしくお願いいたします」
・森木
「日頃からたくさんのご声援ありがとうございます。今シーズンをもちまして、ヴィクトリーナ姫路を退団いたします。1年という短い期間でしたが、ヴィクトリーナ姫路で挑戦したこの1年はとても学ぶことが多く楽しかったです。出会えたメンバー、スタッフ、スポンサー企業の皆様、ファンの皆様がいたから笑顔が溢れた毎日を過ごすことが出来ました。この1年間なかなか出来ないプロの世界を経験することができ、とても貴重な経験をさせて頂きました。この経験を活かして、今後も私らしく頑張りたいと思います。1年間本当にありがとうございました。これからもヴィクトリーナ姫路の応援をよろしくお願いします」