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 バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の予選ラウンド第1試合が11日(日)に行われ、パナソニックアリーナにて大阪ブルテオンとシグナルHD・スパイカーズ(フィリピン)が対戦した。

 これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回は日本で開催され、予選ラウンドは5月11日(日)からパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、ファイナルラウンドは5月15日(木)から島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

 日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブが出場する。グループBに振り分けられた大阪Bは、予選ラウンドの初戦でフィリピンのクラブチームであるシグナルHD・スパイカーズと対戦した。

 大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)に富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用した。

 第1セットは序盤、大同生命SV.LEAGUE MENでレギュラーシーズン優勝を果たした大阪Bがその強さを見せつけ、リードを奪う。硬さやミスの目立つシグナルHD・スパイカーズに対し、攻守で圧倒する大阪Bが一気に10点差まで広げていく。終盤には西田をブロックし、攻撃も決まり始めたシグナルHD・スパイカーズだったが、主導権を握り続けた大阪Bが25ー11でセットを先取する。

 続く第2セットは、硬さがなくなり勢いの出始めたシグナルHD・スパイカーズが先行する入りに。連続得点で大阪Bが同点に追いつくと、以降は拮抗した展開となる。12ー11で前に出た大阪Bはその後、リードを保つ。終盤にかけてさらに点差を広げた大阪Bがセットを連取する。

 第3セットは序盤、一進一退の攻防となる。ブロックポイントや相手のミスから大阪Bが中盤にかけて流れを掴み、リードを広げる。その後も点差を広げる大阪B。しかし、終盤に差し掛かった場面では2セットダウンで後がないシグナルHD・スパイカーズが食らいつく。連続サービスエースを決められ、点差を縮められた大阪Bだったが最後は相手のサーブがアウトとなり、第3セットを取り切った。

 攻守で力を見せ、ストレート勝利を飾った大阪B。次戦の予選ラウンド第2試合では5月12日(月)19:05よりパナソニックアリーナにて中国の上海光明と対戦する。上海光明には、2016年から2023年までパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレーしていたミハウ・クビアクが所属している。

■試合結果

大阪ブルテオン 3ー0 シグナルHD・スパイカーズ(フィリピン)

第1セット 25ー11
第2セット 25ー21
第3セット 25ー21

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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