バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)が11日(日)に開幕。大阪ブルテオンとともに日本から出場しているサントリーサンバーズ大阪はグループステージ初戦でクイーンズランド・パイレーツ(オーストラリア)と対戦し、3―0(25―12、25―16、25―18)で勝利した。
2024-25 大同生命SV.LEAGUE MENで初代王者の座を掴んだサントリー。5日に行われたチャンピオンシップファイナルから中5日での試合にも先発起用された髙橋は序盤からクオリティーを見せるが、1セット目途中にバックアタックを放った際に相手のブロックを踏んでしまい少し足を気にする場面があった。
ただ、足の状態について髙橋は、「軽くひねってしまったんですけど、その後もプレーはできていたので、今のところ大丈夫です」と無事を強調。12日(月)が休養日になることもあり、「しっかりとケアしながらやっていきたい」と語った。
実際、髙橋はその後の第2セットで連続サービスエースを決めるなど負傷を感じさせない活躍。サーブについては、「久しぶりにイタリアリーグでやったような感覚で、相手が海外選手で日本の選手とは違う良さであったり違いがある。そういうところを考えながら試合していますし、サーブも強いサーブだけじゃなくてショートサーブだったりコントロールして相手を崩していくという部分でいい感覚を持ってサーブを打てたのかなと思います」と手ごたえを語った。
また、試合があった5月11日は母の日。観戦にも来ていたというお母さまに「LINEを送って感謝の気持ちも伝えていますし、今は日本にいるので家族と会う機会も多いので、それなりの親孝行はできているかなと思います(笑)。(SVリーグ)で優勝できて家族みんなで喜べたこともあるので、アジアもしっかり取って、親に恩返しだったり、いい景色を見せたいなと思います」とACL優勝を誓った。