5月6日、一般社団法人SVリーグ(SVL)とプリンシパルパートナーである株式会社リクルートスタッフィングが、LaLa arena TOKYO-BAYで「リクルートスタッフィング presents 明日夢(みらい)プロジェクト 平野ノラといっしょ 初めてでもOKバブリー!バレーボール教室」を開催した。
この教室は、SVLと一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)が、リーグOB・OGがトップレベルで培った技術や経験をバレーボール教室などで全国各地に広め、バレーボール界を盛り上げていく活動「明日夢(みらい)プロジェクト」の一環。リクルートスタッフィングは2025年4月~7月の間に小学生チームを対象に計10回のバレーボール教室を支援する予定だが、今回は5月5日にSVリーグの男子ファイナルが行われたLaLa arena TOKYO-BAYにてスペシャルバージョンとして行われた。
教室には、千葉市を中心に活動している小学生バレーボールチーム『つばきジュニア』の子たちに加えて、一般応募の子供たちも参加。試合翌日のコートということもあり、開始前には床の感触を確かめる子供たちもいた。
そして、スペシャルバージョンは講師も豪華。元日本代表リベロの櫻井由香さんと東レアローズでも活躍した落合一貴さんに加えて、芸能界きってのバレーボール通の平野ノラさんがゲストとして参加。登場時には子供たちも歓声をあげて喜んでいた。

教室がはじまり、アップを済ませた子供たちがまず挑戦したのはサーブ。あえてプロのすごさを感じてもらおうとプロ仕様の高さに合わせられたネットに最初は苦戦していたが、徐々に感覚を掴んできた子供たちのサーブが相手コートに入るように。いつもより軌道を山なりにして打った方がいいことに気づき、すぐに実践していた。
そんな子供たちがプログラムの中で特に盛り上がったのはスパイクではなくレシーブ。普段はなかなか体験できない落合コーチの強烈なスパイクに挑戦したい子供たちが後をたたず、長蛇の列を作った。

そしていよいよ迎えたゲーム形式の練習では、みんなが声を出して大きな盛り上がりに。あるチームは得点時に平野さんの決め台詞である「しもしも〜」の掛け声に合わせて電話の決めポーズ。これには思わず見学していた保護者の方やスタッフ、そしてもちろん平野さんも笑顔になっていた。

そんな子供たちの姿からは、自身も小学生時代に日本代表選手にバレーボールを教えてもらったことがあるというゲストの平野さんも刺激をもらったという。
「みんなに元気をいただきました。バレーボールを続けてきて本当に良かったなと思います。今日の思い出を胸に明日からもバレーボールを楽しんで頑張ってください。
私もプライベートで芸能人のバレーボールチームをはじめましたが、こうして今日初めて教室をやらせていただいて、一流のアスリートの方に教えてもらうというのは本当に中々経験できないことなので、すごくみなさん幸せだと思います。
私も小学校の時に全日本の選手に一度教えてもらったことがありますが、一生の宝です。みなさんも今日すごく良い経験をしたと思うので、今日学んだことはバレーボールノートに書いて、一生の宝にしてください」

SVリーグ初代王者が決まってから1日も経っておらず、一部の備品なども残った状態で行われた今回の教室。素晴らしい場所で豪華なゲストにバレーボールを教えてもらった子供たちにとって忘れられない1日になったのではないだろうか。