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 バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の予選ラウンド第2試合が12日(月)に行われ、パナソニックアリーナにて大阪ブルテオンと上海光明(中国)が対戦した。

 これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回は日本で開催され、予選ラウンドは5月11日(日)からパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、ファイナルラウンドは5月15日(木)から島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

 日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブが出場する。グループBに振り分けられた大阪Bは、予選ラウンドの第2試合で中国のクラブチームである上海光明と対戦した。上海光明には2016年から2023年までパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレーしていたミハウ・クビアクが所属している。

 大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)に富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用。第1試合と同様のメンバーで挑んだ。

 第1セットは拮抗した入りとなる。その後も互いに譲らず、サイドアウトを取り合う展開のまま中盤に。しかしブロックの壁が大阪Bに立ちはだかり、相手にブレイクを許す。食らいつく大阪Bはロペスの連続サービスエースや、ブロックポイントで逆転に成功し21ー18とリードを広げる。クビアクのスパイクを山内があげ、チームの得点に繋げたシーンには会場も盛り上がりを見せた。終盤のブレイクで流れを掴んだ大阪Bがセットを先取した。

 続く第2セットは、相手の攻撃にブロック&ディフェンスで対応し始めた大阪Bが先行する入りとなる。徹底したブロックフォローや粘り強い繋ぎを見せる大阪Bは、11ー3と一気にリードを広げていく。選手交代で流れを変えたい上海光明に対し、大阪Bは中盤も主導権を握り続ける。終盤にかけてもその差を広げた大阪Bが、セットを連取する。

 第3セットも序盤、大阪Bが一歩前に出る。中盤、大阪Bは食い下がる上海光明をじわじわと突き放していく。山内のサーブローテーションからブレイクを重ねた大阪B、その差を18ー11まで広げる。リードしているものの、スパイクミスが続いた西田はOP西山大翔と交代する。マッチポイントを握ってから相手に粘られたが、最後はロペスのスパイクで大阪Bが第3セットを取った。

 相手を攻守で圧倒した大阪Bが、ストレート勝利。予選ラウンド2連勝でグループBの1位を決めた大阪Bは、5月16日(金)19:05より島津アリーナ京都にてグループCで2位になったチームと対戦する。

■試合結果

大阪ブルテオン 3ー0 上海光明(中国)

第1セット 25ー20
第2セット 25ー14
第3セット 25ー20

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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