パリ2024オリンピック(パリ五輪)を終え、国際バレーボール連盟(FIVB)のFIVBランキングに大きな変動があった。
パリ五輪終了時点のランキングトップは不動の男子ポーランド代表。今大会では準優勝を飾り、48年ぶりのメダル獲得を果たした。決勝では男子フランス代表に、予選では男子イタリア代表に敗れ4勝2敗の成績で大会前よりも約21ポイント落としたが、首位の座を維持している。
2位はフランス。フランスが敗れたのは男子スロベニア代表との5セットマッチの1試合のみで、決勝ではポーランドを破り金メダルを獲得した。オリンピック前のフランスは4位だったが、約34ポイントの上昇で2位まで上昇。これは、2022年夏のネーションズリーグで初めて優勝した時以来のことである。
ランキング3位には男子アメリカ代表がランクイン。アメリカは今年6月に開催されたネーションズリーグでファイナルラウンドに進出できずトップ3から後退していたが、今回のパリ五輪で銅メダルを獲得すると、約40ポイントの上昇でランキングを3つ上げ、3位に躍り出ている。
一方、オリンピック前はランキング2位だった男子日本代表と3位のイタリアは、それぞれパリ五輪で7位と4位という結果に終わり、ランキングは6位と5位に後退している。
■男子バレーボールFIVBランキングTOP10(8月16日時点、括弧内はポイント数)
1位: ポーランド代表(401.31)
2位: フランス代表(378.07)
3位: アメリカ代表(365.87)
4位: スロベニア代表(352.50)
5位: イタリア代表(346.23)
6位: 日本代表(338.12)
7位: ブラジル代表(305.87)
8位: ドイツ代表(274.38)
9位: アルゼンチン代表(266.94)
10位:セルビア代表(259.28)