ミハウ・クビアクがパナソニックアリーナに帰ってきた。
11日に開幕したバレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)。12日に行われたグループB第2節で大阪ブルテオンは上海光明(中国)と対戦した。
上海光明を率いるキャプテンのクビアクは、2023年まで7シーズンの間パナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレー。2年ぶりのパナソニックアリーナ凱旋となった。
試合は大阪Bがストレート勝ちを収めたなか、クビアクは日本時代から見せていたテクニカルなプレーも随所で披露。キャプテンとしてチームを鼓舞し続け、試合後には元チームメイトたちと再会を喜ぶ姿もあった。
久々のパナソニックアリーナでのプレーは青色ではなく上海光明の紫色のユニフォーム姿となったクビアクだが、「パナソニックアリーナでパナソニックじゃないユニフォームを着るっていうのがすごく不思議な感じです」としつつ、「ただ気分としてはすごくハッピーだし、ファンも皆さんも会場の雰囲気もすごく歓迎してくれている気がして、エモーショナルな気分になりました」と日本のファンからの歓迎を喜んだ。
また、古巣の大阪Bについては「素晴らしいチームでこの大会も優勝できるチームと思っていて、正直私がいた時とチームは結構変わっていますが、チームがしっかり成長してそれが見えるのが非常に嬉しいです」と感慨深げだった。
試合後には大阪Bの選手たちとパナソニックパンサーズ時代のパンサーズポーズで記念写真も撮る場面も。「クビアク選手からの誘ったと伺ったが、どういう思いで?」と報道陣に問われると、「泣きそうだよ」と言い、目を潤ませながらも笑顔で去っていった。