13日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の大阪ブルテオンは、アウトサイドヒッターの今村貴彦(31)が2024ー25シーズン限りで退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 今村は、2015年に内定選手としてパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)へ入団し、8シーズンを過ごした。2023ー24シーズンからの2シーズンは、チェコのクラドノ・バレーボールにレンタル移籍していた。今後は社業に専念しながら、ビーチバレーに挑戦していく予定だとしている。今村は、すでにビーチバレーの大会にも出場しており、最近では5月9日(金)から11日(日)に開催されていたジャパンビーチバレーボールツアー2025第2戦グランドスラムグランフロント大阪大会に、参加していた。

 今村はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

「今シーズンをもちまして引退することになりました。小学生の時に憧れていたパナソニック パンサーズに10年前に入団させていただき、大きな怪我もなく大好きなチームでプレーできたこと、夢を叶えさせてくれたことに感謝しています。この常勝軍団で優勝や準優勝を何度も経験し、勝った時の喜びや負けた時の悔しさをたくさん経験させていただきました。苦楽を共に歩んできたチームメイト、これまでのバレーボール人生の各カテゴリーの監督、コーチ、スタッフやどんな時も全力応援してくれたファンの皆様、常に味方してくれた家族には本当に感謝しています」

「最後の2年間は、もう一つの夢であった海外挑戦も経験することができました。日本の文化とは異なった生活や考え方で戸惑いながらも楽しみながらプロとして本気でバレーボールに打ち込めました。会社の方々にも理解いただき夢を後押ししていただき、本当にありがとうございます。この10シーズンで培ったチームワークづくりを活かして、社業に戻っても日本を明るく照らしていきたいと思います。また、ビーチバレーにも挑戦していきたいと思っていますので、ぜひ応援よろしくお願いします。皆さん、またお会いしましょう!」

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VOLLEYBALL KING 編集部

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