13日、韓国Vリーグ女子のペッパー貯蓄銀行AIペッパーズは、ミドルブロッカーの島村春世(33)が入団することを発表した。
島村は今季、川崎橘高校卒業から15シーズンにわたり在籍したNECレッドロケッツ川崎を退団し、海外挑戦することを発表していた。4月には、韓国Vリーグ女子のアジア枠トライアウト&ドラフトに参加していたが、惜しくも落選。しかし今回、アキレス腱負傷で2025ー2026シーズンの試合出場が困難となったオーストラリア出身のステファニー・ワイラーに代わり、島村がペッパー貯蓄銀行AIペッパーズに入団することとなった。なお、ペッパー貯蓄銀行AIペッパーズは2022年にNEC川崎と姉妹協定を結んでいるチームだ。
2024-25シーズンの島村はチームの主力として活躍し、アタック決定率でもレギュラーシーズンを通してリーグ3位に輝いた。さらに、8日に行われた「リクルートスタッフィングpresents 大同生命SV.LEAGUE AWARDS 2024-25」ではベストミドルブロッカー賞と最優秀フェアプレー賞を獲得した。また、2025年度の女子日本代表にも選出されている。
2021ー2022シーズンに韓国Vリーグ女子へ参入して以来、現在まで4季連続最下位のペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ。そんなチームに島村がどのような影響をもたらすのか、注目が集まる。