バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)のグループステージ第2節が13日(火)にパナソニックアリーナで行われ、プールAのサントリーサンバーズ大阪はアクトべ(カザフスタン)にストレート勝ち。プール1位でファイナルステージ進出を決めた。
序盤から攻守で相手を圧倒し快勝したサントリーだったが、この試合で注目を集めたのはアウトサイドヒッターのデアルマス・アラインのユニフォーム。1人だけデザインが若干異なるユニフォームでプレーしており、そのユニフォームは一部のロゴ等を隠すためのテープで複数貼られていた。
アラインは試合後の取材に応じると、「ユニフォームは体育館にまとめていて、最後の分を上に置いていて、(この日着用する)白を(上下)1個ずつ取ったら、なんでかわからんけど下が合ってて上が間違ってて、これしかないから仕方なく」と苦笑いしながら事情を説明。胸には手描きで日の丸を書いたテープを貼っていたが、その日の丸は加藤久典マネージャーが描いてくれたという。
試合中には度々テープが外れてしまい付け直す場面も。「濡れたら外れてしまうから、レフェリーに話して」としっかりとレフェリーにも話を入れていたという。
それでも、肝心のプレーでは、本人も「ユニフォームは関係ない」と語ったように問題なし。持ち前のサーブやバックアタックなどでチームのストレート勝ちにしっかりと貢献した。
ここからは決勝トーナメントの戦いに突入。アラインは「強いチームが来ると思うから、それに対してスパイク、エナジー、声、サーブ全部出して、勝ちに行きます」と意気込んだ。
プールAを1位で通過したサントリーは準々決勝でプールD2位通過のムハッラク・クラブ(バーレーン)と対戦する。