セリエAのヴェローナが、ファビオ・ソーリ氏(45)を新監督に迎えることを発表した。13日にクラブ公式サイトで伝えている。
イタリア出身のソーリ監督は、これまでセリエAの様々チームでアシスタントやコーチを務めてチームを率いてきた。2023ー24シーズンにトレンティーノの監督に就任すると、チャンピオンズリーグのタイトルを獲得、そして今季はリーグ優勝を果たし、その高い指導力を見せている。なお、2025年からヴェローナのキャプテンであるロク・モジッチもメンバーに入っている男子スロベニア代表の監督を務めることも既に決まっている。
ヴェローナは今季のセリエAで、レギュラーシーズンを4位通過でプレーオフに進出したものの準々決勝で敗退し、5位決定戦でもミラノに敗北を喫していた。
ヴェローナとソーリ監督の契約は3シーズン。就任にあたってコメントしている。
「ラナ・ヴェローナの指揮官に選ばれたことを誇りに思う。クラブ、オーナー、経営陣が、通常の言葉を超えて、勝利だけでなくクラブ全体の成長に関わるプロジェクトや目標を私と共有してくれたことに感謝している。私は、非常に野心的なプロジェクトに参加していることを実感した。その空気は、クラブのパートナーの関与と熱意からも感じ取ることができる。私たちはここで、絶え間ない成長の道筋を築き、それを時間をかけて確固たるものにしていきたい」
その手腕を見せ続けているソーリ氏がヴェローナを率いてこれからどんなチームになっていくのか、注目が集まる。