大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のヴォレアス北海道は、リベロの荒尾怜音(24)とエド・クライン監督(43)との契約更新と、内定選手であるアウトサイドヒッターの日車恭輔(22)と中道優斗(22)との正式契約を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 荒尾は、早稲田大学を卒業後の2024年にヴォレアスへ入団。ルーキーイヤーとなった今季はレギュラーシーズン全44試合でベンチ入りを果たし、サーブレシーブ成功率では46.2%という数字を残している。

 クライン監督は、様々な国のクラブチームや代表チームで監督やコーチを務めた経験を持つ。2017年、ヴォレアスのV・チャレンジリーグII参戦と同時に監督へ就任すると、1シーズン目からチームをリーグ優勝に導いた。その後もクライン監督はチームのリーグ優勝や昇格に貢献し続け、2023ー24シーズンにトップリーグ参入を果たした。監督就任から8シーズン目となる今季は、トップリーグで過去最多の8勝をあげたものの、年間最終順位は10位となった。

 また内定期間を終え、6月1日より正式契約となるのは福岡大学出身の日車と、東海大学出身の中道。2選手共に2024ー25シーズンのSVリーグ男子では出場機会を得られなかった。

 選手3名とエド・クライン監督はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

■荒尾怜音

「2025ー26シーズンも引き続き、ヴォレアス北海道でプレーできることがとても嬉しいです。そして、大好きなこのチームで、大好きなバレーボールをさせて頂けることに感謝しています。応援されるチーム、選手を目指しコツコツ、自分らしく0から頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします!」

■日車恭輔

「ヴォレアス北海道の一員として戦えること、本当に嬉しく思います!内定選手として試合を観戦している内に、このチームとサポーターの皆様が創る一体感に魅せられ、自分もここで全力を尽くしたいと感じるようになりました。バレーボールは楽しいと皆様に感じていただけるようなプレーをしたいと思います!北海道という場所で一緒にもっともっと熱くなりましょう!応援よろしくお願いします!」

■中道優斗

「日頃からヴォレアス北海道を応援して下さっているサポーターの皆様、いつも熱いご声援・サポートをありがとうございます。自分にとっては初めてのシーズンになる為、1試合でも多く試合に出場してルーキーらしいプレーをしたいと思います。自分のモットーである “SMILE&ENJOY” でサポーターの皆さんを楽しませられるように頑張ります。また会場で皆さんに会えることが楽しみです。今後とも応援よろしくお願いします!!」

■エド・クライン監督

「来シーズンは単なる継続ではなく、新たな一歩です。明確なビジョンと共通の覚悟を持って、共に成長を目指します。このチームには特別な存在になる可能性があります。その歩みを導くために、全力を尽くします。一つひとつの挑戦を通じて、絆を深め、チームとしてのアイデンティティを強めていきます。応援する人たちが誇りに思えるようなチームを築いていきます。シーズンが始まる時、私たちは『私たちらしさ』を示す準備ができています―共に」