韓国Vリーグの天安現代キャピタルスカイウォーカーズの監督に就任したフィリップ・ブラン監督が、17日に韓国へ入国した。
パリ2024オリンピック(パリ五輪)まで男子日本代表の監督を務めていたブラン監督。2024-25シーズンからは現代キャピタルの監督に就任することが決まっていた中、現地入りした。
2023-24シーズンは韓国Vリーグで4位という成績に終わった現代キャピタルだが、過去に4度の優勝と8度の準優勝経験があるチームだ。韓国代表のオポジット(OP)ホ・スボン、ミドルブロッカー(MB)チャ・ヨンソクらも在籍している。
クラブ史上初となる外国人監督となるブラン監督だが、クラブの公式インスタグラムで入国時のインタビュー動画が公開。ブラン監督は「はじめまして。フィリップ・ブランです。今シーズンより現代キャピタルスカイウォーカーのコーチに就任しました」という挨拶とともに、今シーズンの意気込みを語った。
代表チームの監督からクラブチームの監督になるブラン監督だが、意気込みについては、「これまでの7年間、代表チームの監督をしてきて、これから韓国で指導者として新しいプロジェクトを始めることになりますが、選手たちとうまく連携しながら、彼らの資質と良いチームワークを発展させ、コート内で素晴らしいバレーボールを披露できるように努めるという目的は、代表チームであってもクラブチームであっても同じであると思っています」と答えた。
また、今シーズンへの覚悟について問われると、「月曜日から選手たちに会いますが、素晴らしいシーズンを過ごせるように正しい方向を向いて、良いバレーボールを追求し、全員で自分たちのバレーボールを楽しみ、今シーズン、クオリティーの高いゲーム力と結果を現代キャピタルのファンの皆さんにお届けできるようにしたいです。」と、終始にこやかな笑顔で答えた。
2017年から2024年までの7年間を通して男子日本代表を成長させてくれたブラン監督の、新天地韓国での今後の活躍にも注目していきたい。