20日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のアランマーレ山形が、ミドルブロッカーの伊藤摩耶(28)、リベロの工藤真帆(20)の2名が今シーズン限りで退団することをクラブ公式サイトで発表した。
伊藤は日本体育大学を卒業後、2019年にA山形に入団。2022ー23シーズンには、V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)に所属していたチームのV2女子優勝とV1昇格に貢献した。2024ー25シーズンのSVリーグ女子でも主力としてレギュラーシーズン全44試合でベンチ入りを果たしていた。
一方の工藤は札幌山の手高校を卒業後、2023年にA山形に入団した。2024ー25シーズンはSVリーグ女子のレギュラーシーズン全44試合でベンチ入りを果たし、2025年1月に開催された「MUFGオールスターゲーム2024-25石川」にはリーグ推薦で出場を果たすなど、チームの主力選手として活躍した。
二人はそれぞれクラブを通じてコメントしている。
■伊藤摩耶
「このたび、アランマーレ山形を退団することになりました。6年間という長い間、素晴らしいチームメイト、スタッフ、そして何より温かく応援してくださったShipmateの皆さまに支えられ、主力としてコートに立たせていただけたことは、私の人生においてかけがえのない経験となりました。中でも忘れられないのは、チームがV1昇格を果たしたあのシーズンです。仲間と苦しみながらも前を向き、一丸となって戦ったあの日々は、今でも鮮明に思い出せます。あの瞬間に立ち会えたことを、心から誇りに思います」
「つらいことも、悔しいこともたくさんありましたが、それ以上に、このチームでしか味わえない喜びや感動に出会えたことに、感謝しかありません。支えてくださった監督・コーチ・スタッフの皆さま、どんな時も声援を送ってくださったShipmateの皆さま、そして共に汗を流したチームメイトたちに、心からありがとうを伝えたいです。これからは別の道を歩むことになりますが、ここで得たすべてを糧に、次のステージでも精一杯挑戦していきます。本当にありがとうございました」
■工藤真帆
「この度、アランマーレ山形を退団することになりました。一緒に戦ってくださったShipmateの皆さま、支えてくださったパートナー企業の皆さま、そして関係者の皆さま本当にありがとうございました。どんな状況でも前を向いて戦うことが出来たのは皆さまが居てくれたからです。皆さまの言葉や行動に何度も救われました」
「この2年間、私にとってとても貴重な時間になりました。バレーボールの面でも人間性の面でも沢山のことを学びました。これからも挑戦することを忘れず1歩ずつ成長していきたいと思います。山形県を離れてしまいますが、大好きなことは変わりません!これからもアランマーレ山形を、工藤真帆を引き続き応援していただけると嬉しいです。本当にありがとうございました」