22日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のAstemoリヴァーレ茨城は、アウトサイドヒッターのオクム大庭冬美ハウィ(26)が今季限りで退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
オクム大庭は、博多女子高校を卒業後の2017年に日立Astemoリヴァーレ(現・Astemoリヴァーレ茨城)へ入団。2022年には女子日本代表に初選出された。在籍8シーズン目となる今季は、多くの試合で出場機会を獲得。SVリーグ女子では、レギュラーシーズン全44試合とチャンピオンシップのクォーターファイナル2試合でベンチ入りを果たし、合計315得点をあげた。
オクム大庭はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。
「この度、8年間在籍したAstemoリヴァーレ茨城を退団することになりました。本来であれば、もっと早く皆さまに報告すべきでしたが、自分の中で迷いや葛藤があり、このタイミングとなってしまったことをお許しください。自分自身がめざす選手像に近づくため、新たなステップに挑戦する必要があると考え、今回このような決断をいたしました。高校を卒業したばかりで、右も左も分からなかった私がここまで成長できたのは、間違いなくリヴァーレに関わってくださったすべての方々のおかげです。時にはバレーボールを辞めたいと思うほど悩んだこともありましたが、このチームで仲間と共に過ごす中で、もう一度バレーボールを心から好きになり、今では『ずっと続けていきたい』と思えるようになりました」
「共に戦ってきた選手・スタッフの皆さん、そして常に応援し支えてくださったファンの皆さま、地域の方々、スポンサーや会社の皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。たくさんの方々との出会いがあり、たくさんの楽しい思い出が詰まった、大好きな茨城・ひたちなか市を離れるのはとても寂しいですが、また成長した姿をお見せできるよう、これからも頑張ります!リヴァーレの一員ではなくなりますが、これからもリヴァーレ、そして私のことも応援していただけたら嬉しいです」