[写真]=Lega Pallavolo

 セリエA男子のミラノが21日、クラブ公式サイトにてセッターのフェルナンド・クレリング(29)の加入を発表した。

 愛称のカショパで知られているクレリングは、母国ブラジルでのプレーを経て、2022年にモンツァへ加入。2023ー24シーズンは男子日本代表の髙橋藍と共にプレーし、セリエA男子のプレーオフで準優勝を経験。ただ、2024ー25シーズンは結果が振るわず、セリエA男子レギュラーシーズン11位という結果で終えていた。

 移籍先となるミラノには、男子日本代表アウトサイドヒッターの大塚達宣が在籍。2024ー25シーズンのセリエA男子ではプレーオフの5~10位決定戦に勝利し、5位の座と来シーズンのCEVチャレンジカップの出場権を勝ち取っている。また、2020年から2023年には同じく男子日本代表アウトサイドヒッターの石川祐希が所属していたこともあり、日本人に馴染み深いクラブチームだ。なお、同チームの司令塔を務めていたイタリア代表セッターのパオロ・ポッロが退団を発表していた。

 クレリングはクラブ公式サイトにて、ミラノへの移籍を決めた理由についてコメントしている。

「近年のミラノがプレーオフの準決勝に2回進出(2022ー23、2023ー24シーズン)し、コッパ・イタリアでも準決勝に進出しているのを見てきた。僕の目標は決勝戦のような大事な試合でプレーすることで、それがここにきた理由だ。また、ロベルト・ピアッツァ監督をずっと尊敬していて、彼に指導されたいという気持ちが強かった。クラブもとても美しく、組織されているように見える。ルシオ・フサロ会長とスポーツダイレクターのファビオ・リーニ氏も尊敬しているし、これらすべてがミラノのオファーを受け入れるきっかけだった」

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VOLLEYBALL KING 編集部

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