スロベニアのACHバレーリュブリャナは23日、2025ー26シーズンにティネ・ウルナウト(36)が入団することを発表した。クラブの公式インスタグラムで伝えている。
ウルナウトは、今季ウルフドッグス名古屋でプレーしたスロベニア代表のアウトサイドヒッター。2022年からはジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)で2シーズンを過ごし、日本で計3シーズンにわたってプレーしていた。また、長年スロベニア代表を率いるキャプテンでもある。
クラブチームでは、日本以外にもギリシャ、ポーランド、トルコ、イタリア、中国など数々の国でプレーをしてきたウルナウトだが、母国スロベニアでプレーするのは17年ぶり。ウルナウトが18歳で初めて入団し2シーズン過ごしたクラブがACHバレーリュブリャナだった。
そんな古巣に18年ぶりにベテラン選手として帰還することになったウルナウト。スロベニアの『24COM UR』によると、「最高の気分だ。ついに自国でトップレベルのバレーボールができるようになる。世界中を旅する必要もなくなる。私の願いは毎回同じだ。コートに立つ時は、勝ちたい、最高のバレーボールをしたい。それはこれからも変わらない」と母国復帰を喜んでいるようだ。
なお、ACHバレーリュブリャナはウルナウト以外にも、スロベニア代表オポジットのトンチェク・シュテルン、ミドルブロッカーのアレン・パイエンク、セッターのグレゴール・ロプレトも同時に獲得している。
今回、大型補強を敢行したACHバレーリュブリャナ。スロベニアのファンたちは、久しぶりに母国のクラブでプレーするウルナウトに今から期待していることだろう。