26日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の群馬グリーンウイングスが、スタッフ3名の退団を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
今シーズンのSVリーグ女子をレギュラーシーズン5勝39敗の14位で終えていた群馬。すでに12選手の退団と監督交代も発表しており、来シーズンに向けて再起を図る中、今回退団が発表されたのは、永田幸雄シニアアドバイザー(73)、森本泰司コーチ(25)、島崎満夫トレーナー(61)の3名。島崎トレーナーは2シーズン、森本コーチは3シーズン、永田シニアアドバイザーは6年間在籍したクラブを去ることとなった。
退団するにあたり、クラブを通じてそれぞれコメントを発表している。
■永田幸雄シニアアドバイザー
「いつも群馬グリーンウイングスに温かいご声援・ご支援を頂き、まことにありがと うございます。2024ー25シ-ズンをもちまして、6年間在籍しました群馬グリーンウイングスを退 団することになりました。群馬銀行グリーンウイングスから群馬グリーンウイングスへチームが成長する時期 に、勤勉で有能なスタッフ、意欲に満ちたすばらしい選手たちと共に活動できたことは、とても幸せな経験でした」
「その間に、チームを支えて頂いた群馬銀行をはじめスポンサー企業の皆さま、フロ ントスタッフの皆さま、群馬県協会をはじめバレーボール競技関係者の皆さま、地 域のバレーボールファンの皆さま、そして大勢の群馬グリーンウイングスのサポー ターの皆さまにあらためて、心よりの感謝を申し上げます。誠にありがとうござい ました。
引き続き、群馬グリーンウイングスと群馬県のバレーボール競技を応援して頂けますようお願いいたします。毎日、体育館から見上げていた颯爽とした赤城山、竹久夢二が愛した榛名山、噴煙 を上げる浅間山を見られなくなるのが心残りです」
■森本泰司コーチ
「24-25シーズンも沢山のご声援・ご支援をいただき、ありがとうございました。 今シーズンをもって、退団することに決めました。バレーボールを離れようとしていた自分に声をかけていただき、群馬グリーンウイングスの一員として受け入れてくださったことにとても感謝しています」
「群馬グリーンウイングスの一員として過ごした時間は、私にとって宝物であり、これからの人生の指針になると思います。ファンの皆様、どんな時でも暖かい言葉で支えていただき、ありがとうございました!これからも群馬グリーンウイングスをよろしくお願いいたします。3シーズン本当にありがとうございました!」
■島崎満夫トレーナー
「パートナーの皆様、後援会の皆様、日頃からグリーンウイングスへの温かいご支援ありがとうございます。今年度をもちましてグリーンウイングスを退団させていただきます。2シーズンという短い期間でしたが充実した時間でした。SVリーグという未知の世界に参入し選手達は正々堂々戦いました。お褒めいただけば幸いです」
「44試合の長丁場でトレーナーという立場上『怪我をしないで』『コンディションを落とさないで』とその事に気を張るシーズンでした。選手達は結果以上の大きな経験と収穫を得たと思います。その場に居られた事は私自身も幸せでした。私の持論であります『経験に勝る事実はない』の記録帳の1ページにグリーンウイングスでの経験を付け加え還暦過ぎの人生の成長に繋げたいと思います。チームは更に成長を続けもっともっと皆様に愛されるチームになると確信をしています。今後ともグリーンウイングスのご支援をお願い申し上げます。2シーズン本当にありがとうございました」