※写真は2024年12月13日撮影[写真]=坂口功将

 28日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の大阪ブルテオンは、オポジットの清水邦広(38)と西田有志(25)、ミドルブロッカーの西川馨太郎(25)とエバデダン・ラリー(24)、セッターの中村駿介(26)の5選手と2025ー26シーズンの契約を更新したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 清水は2009年にパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)へ入団。その後はクラブだけでなく男子日本代表でも、チームの得点源として活躍した。在籍16年目となる2024ー25シーズンは出場機会に恵まれず、レギュラーシーズン4試合のみでのベンチ入りとなった。なお、2025ー26シーズンは選手兼コーチとして契約更新に至っている。

 西田は、ジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)やイタリアのセリエAでのプレーを経て、2023年にパナソニックパンサーズへ入団した。2018年の初選出以降、男子日本代表をけん引してきた西田はパナソニックパンサーズでも、その力を発揮。2023ー24シーズンの天皇杯ではチームを優勝に導き、MVPを受賞した。在籍2年目となる2024ー25シーズンもチームの主力を担い、レギュラーシーズンではチーム2位となる750得点をあげた。

 西川は、筑波大学を卒業後の2023年にパナソニックパンサーズへ入団した。在籍2年目となる2024ー25シーズンは、様々な場面で出場機会を獲得。レギュラーシーズン全44試合とチャンピオンシップのセミファイナル2試合でベンチ入りを果たし、合計77得点を獲得した。

 同じく筑波大学出身のエバデダン・ラリーは、大学3年時にパナソニックパンサーズへ入団。2021ー22シーズンのV.LEAGUE DIVISION1 MEN終了後に一度チームを離れたものの、大学卒業後の2023年に再びパナソニックパンサーズへ加入している。男子日本代表にも選出されている中、在籍2年目となる2024ー25シーズンは主力として多くの試合に出場し、レギュラーシーズンベスト6に選出された。

 中村は、早稲田大学卒業後の2021年にパナソニックパンサーズへ入団。在籍4年目となる2024ー25シーズンは2枚替えなど途中出場が多く、レギュラーシーズン全44試合とチャンピオンシップのセミファイナル2試合でベンチ入りを果たした。

 5選手はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

清水邦広

「SVリーグ2年目、大阪ブルテオンの一員として再びこの舞台に立てることに心から感謝しています。さらなる高みを目指して、全力で挑んでいきます!このチーム、この街、そして何より、いつも熱く応援してくれる皆さんと共に、最高のシーズンを創り上げましょう。一緒に戦い、一緒に喜び、最高の瞬間を分かち合いましょう!」

西田有志

「新シーズンもブルテオンでプレーさせていただけることを大変嬉しく思います。2年間プレーさせていただいて、リーグ優勝をまだ経験できていないので、このチームで優勝できるように、そして個人のレベルをしっかり上げて、チームとして一つになり勝てるように精進してまいります。ご声援よろしくお願いします」

西川馨太郎

「来季もお世話になります。西川馨太郎です。チームの勝利のために、精一杯頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」

エバデダン・ラリー

「新シーズンもこのチームでプレーできることを非常に嬉しく思います。さらにパワーアップした姿をお見せできるように頑張りますので、ご声援よろしくお願いします!」

中村駿介

「新シーズンこそは、優勝できるように頑張ります!皆さんまた応援のほどよろしくお願いします!!」