『Volleyball World』が、8月22日(金)から9月7日(日)にかけてタイで開催される2025女子世界選手権の試合会場を発表した。28日に公式サイトが伝えている。
東南アジア初開催となる今大会は、タイの代表的な4つの都市にまたがり試合が行われる。1つ目の会場は、タイの首都バンコクにあるフアマーク・インドア・スタジアムだ。6000人以上を収容でき、2024年女子ネーションズリーグ決勝ラウンドの舞台でもあった。
予選ラウンドのプールA(タイ、オランダ、スウェーデン、エジプト)とプールH(日本、セルビア、ウクライナ、カメルーン)がこの会場で試合を行うことになり、開催国であるタイと日本が含まれている。
2つ目は長年バレーボールの拠点として栄えてきたナコーンラーチャシーマーのチャッチャイホールで、プールD(アメリカ、チェコ、アルゼンチン、スロベニア)とプールE(トルコ、カナダ、ブルガリア、スペイン)がこの会場で試合を行う。
3つ目はタイ北部のチェンマイにある最新鋭の複合施設であるチェンマイ国際コンベンション&エキシビションセンターで、プールC(ブラジル、プエルトリコ、フランス、ギリシャ)とプールF(中国、ドミニカ共和国、コロンビア、メキシコ)の決戦の場となる。なお、チェンマイで国際大会が開催されるのは今回が初めてとなる。
そして最後は、長年国際的なビーチバレーの開催地としても名を轟かせるタイ南部のプーケット。サパンヒン市営スポーツコンプレックスで試合が行われ、プールB(イタリア、ベルギー、キューバ、スロバキア)とプールG(ポーランド、ドイツ、ケニア、ベトナム)の各国代表が予選ラウンド通過をかけて試合を行う。
なお、今大会のチケットはタイのチケットサイト『Thai Ticket Major』で現在販売中だ。7月14日には各国出場チームのメンバーが発表される予定になっている。
バレーボール人気が高いタイ。4つの都市で行われる女子世界選手権で、タイ全体が盛り上がることは間違いない。