30日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の日本製鉄堺ブレイザーズは、マシュー・アンダーソン(38)が入団することをクラブ公式サイトで発表した。
アメリカ出身のアンダーソンはアウトサイドヒッターかつオポジットで、イタリアやロシアなどさまざまな国のクラブチームを渡り歩いてきた。男子アメリカ代表でも長きにわたり活躍し、2014年のFIVBバレーボール・ワールドリーグ(現・ネーションズリーグ)では金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックや2024年のパリオリンピックでは銅メダル獲得に貢献している。
2024-25シーズンはトルコのジラート・バンカスでプレー。欧州バレーボール連盟(CEV)が開催するヨーロッパのクラブチームの大会「CEVカップ」ではチームを優勝に導き、自身もMVPとベストスコアラー、ベストサーバーを受賞している。
移籍先となる日鉄堺BZは、2024-25シーズンのSVリーグ男子レギュラーシーズンを15勝29敗の7位で終え、惜しくもチャンピオンシップ進出を逃している。
アンダーソンはクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。
「私がバレーボールプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせたときから、日本のリーグでプレーしたいと思っていました。日本に来てプレーする機会を与えてくれた日本製鉄堺ブレイザーズに感謝しています。自分の能力を発揮し、チームの成功と今シーズンの目標達成に貢献したいと思っています。コートの外では、家族と一緒に日本を探検し、この国の豊かな歴史を学ぶ事がとても楽しみです」