5日にバレーボールネーションズリーグ2025女子の予選ラウンド第1週の初戦が行われ、バレーボール女子日本代表が女子オランダ代表と対戦した。
新たに就任したフェルハト・アクバシュ新監督体制の初陣となるこの試合。セッターには関菜々巳、アウトサイドヒッターには石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子、ミドルブロッカーには島村春世と宮部藍梨が起用され、リベロには小島満菜美という布陣でのスタートとなった。
大事な1セット目から日本はサーブが好調。佐藤や和田といったビッグサーバーらのサーブが走り、25ー17と大差をつけてセットを先取。1セット目だけで3本のサービスエースを奪う好調なスタートを切った。
続く2セット目はオランダのエレス・ダンブリンクにアタックを決められ序盤はリードを許すも、焦ることなく逆転に成功すると、引き続き好調の佐藤のサーブ。再びサービスエースも繰り出し、日本は大きくリードを広げていく。リリーフサーバーで起用された深澤めぐみのサーブでもさらに点差を広げると、2セット目も25ー15と大差をつけて奪った。
3セット目もスタートのメンバーを変えずに臨んだ日本。集中を切らしたオランダ相手にこのセットも序盤から安定した強さを見せつけ、一時6ー1までリードを広げる。その後もリードを奪うと、23ー14の場面では二枚替えで秋本美空を起用。代表デビューとなった秋本は早速代表初得点を奪った。最後は石川が決めて25-16でセットを奪った日本がストレート勝ちを収めた。
日本は、新エースの期待がかかる佐藤らのサーブを武器に幸先よく白星スタート。次戦は7日(土)8:30よりFIVB世界ランキング10位の女子セルビア代表と対戦する。
■試合結果
日本 3-0 オランダ
第1セット 25-17
第2セット 25-15
第3セット 25-16