5日、バレーボールネーションズリーグ2025女子予選ラウンド第1週の初戦に挑んだ女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督が、BS-TBS/U-NEXTのフラッシュインタビューで試合を振り返った。
今大会の初戦でセットカウント3ー0の快勝を飾った日本。アクバシュ監督は日本語で「今日は良いですね」と手応えを口にし、「相手に立ち向かっていく姿勢がまずは一番良かったと思います。サーブの質について常に研究してきました。そこについて、相手にCパスやBパスなど割れた状態を上手く作れたと思います」と、サービスエース9本を決めたチームを讃えた。一方で、「まだまだ改善の余地があると思っています。まだ若いチームですので、次に向けてどんどんステップアップしたいと思います。チームのスタートとしてはすごく良かったと思います」と反省も忘れなかった。
また、女子日本代表史上初の外国人監督であるアクバシュ監督だが、選手ともコミュニケーションについては、「まず、コート内で自由に気楽な気持ちでプレーしてもらうということを言い続けています。それと同時に戦術面の話もかなり細かく、かつ適切に伝え続けています」と答えた。
これから自身の戦術をさらにチームに落とし込んでいくこととなるが、チームのオフェンスについては、「まずは相手のミドルブロッカー(MB)がかなり高いので、こちらのMBが攻撃参加する際にしっかりいろんなコールに入っていくということを意識していました。さらにトランジション中はしっかりとMBがブロードなどで動くことによって、しっかり9mの幅を使っていくということを伝え続けています。アタックのスピードも改善の余地があるのかなと思っています」とさらなる改善を誓っている。
次戦の女子セルビア代表戦に向けては「カナダラウンド全ての試合が難しくなると思っています。セルビアは若いチームですが、かなり有望株な選手がいます。セルビアのMB、アウトサイドヒッターは高さがあり、かなりテンポが変わってくるゲームになるかなと思います。今日の試合よりは難しくなるかなと予想しています」と警戒している。
セルビア戦は、日本時間6月7日(土)8:30に試合開始予定。U-NEXTとVolleyball TVでライブ配信、BS-TBSで録画放送される。