バレーボール男子日本代表が2025年度のキックオフ会見を実施。新たに就任したロラン・ティリ新監督が意気込みを語った。
2025年にはネーションズリーグ2025(VNL)と世界選手権2025を控えている日本代表だが、ティリ監督は目標について2028年の「(ロサンゼルス)五輪でのメダル獲得」と明言。「2025年は日本代表にとって2028年に向けて移行と再構築の年」とした。
直近のVNLでのチーム編成については、「これまでのチームからは大きな変更がある」としながらも、「チーム編成にどんな変更が加えられても目標が表彰台というのは変わらない。VNLの目標は決勝ラウンドに進出し選手に経験を積んでもらうこと」と強調した。
その上で「世界選手権も重要な大会。もちろん表彰台を目指す。今から2028年までのすべての大会での経験が重要になってくる。目標は常に表彰台。どの大会でも、それが困難だとしても、私たちの目標は表彰台に立つこと」とすべての大会で結果を残すことを誓った。
2025年の男子日本代表のスローガンは「勇住邁進(ゆうおうまいしん) Los Angeles 2028」。このスローガンについては、「日本のチームなので日本語で設定することが大事だと思った。2028年に向けて、今からすでに始まっている。達成にはかかわるすべての人の努力が必要だと思っている」と思いを込めた。
ティリ新監督率いる男子日本代表は、6月11日に行われるネーションズリーグ2025中国ラウンド初戦の男子中国代表戦で初陣を迎える。