7日にバレーボールネーションズリーグ2025女子の予選ラウンド第1週の第2戦が行われ、バレーボール女子日本代表が女子セルビア代表と対戦した。
フェルハト・アクバシュ新監督体制での初陣となった女子オランダ代表との第1戦は見事ストレート勝利となった女子日本代表。続く第2戦もセッター(S)には関菜々巳、アウトサイドヒッター(OH)には石川真佑、佐藤淑乃、オポジット(OP)には和田由紀子、ミドルブロッカー(MB)には島村春世と宮部藍梨が起用され、リベロ(L)には小島満菜美という第1戦と同様の布陣でのスタートとなった。
第1セットは日本のサイド陣が攻守に安定したプレーを見せ得点を重ねる。相手の高いブロックに対峙しながらも着実にサイドアウトを続け、拮抗した展開が続く。14ー12の場面で佐藤にサーブ権が回ると、強力なサーブで相手を崩しブレイクする。そこからは相手にミスが出始めると、逆に日本は着実に得点を重ね、25ー19で第1セットを取り切った。
第2セット序盤は、平均身長189cmの高さを誇るセルビア代表の高いブロックが立ちはだかり、わずかにリードを奪われてしまう。しかし中盤目前でキャプテン石川のスパイクから追いつくと、和田が強力なスパイクを打ち込み続け、16ー12の場面ではノータッチエースを決めるなどリードを作る。最後は相手のスパイクがアウトになり25ー21でセットを連取した。
第3セット、序盤から日本の速いテンポの攻撃が決まりリードする。セルビアは日本のサーブに押されてコンビネーションがうまく使えず、日本がリードを広げる。その後も小島の安定したレシーブ、関の多彩なコンビが光り、最後は佐藤のスパイクが決まり、25ー13でセットを取り切り、見事ストレート勝利を収めた。
2018年、2022年開催の女子世界選手権を連覇した難敵セルビア相手に、サイド陣が攻守に安定した活躍を見せ、見事なストレート勝利を収めた女子日本代表。次戦は8日(日)5:00よりFIVB世界ランキング9位の女子カナダ代表と対戦する。
■試合結果
日本 3-0 セルビア
第1セット 25-19
第2セット 25-21
第3セット 25-13