[写真]=Volleyball World

 15日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子の予選ラウンド第1週の第4戦が行われ、バレーボール男子日本代表が世界ランキング14位の男子オランダ代表と対戦した。

 今季からロラン・ティリ監督を新しく迎え、初の国際大会に挑む新生日本代表。初戦となった中国戦では快勝したものの、第2戦のポーランド戦ではセットカウント3-1で敗戦。13日に行われたセルビア戦ではストレートで白星を挙げ、この試合に臨んでいた。

 中国ラウンドではパリオリンピックで主にスターティングメンバーとして出場していた選手たちが欠場する中、セッター(S)には大宅真樹、アウトサイドヒッター(OH)には大塚達宣と富田将馬、オポジット(OP)に宮浦健人、ミドルブロッカー(MB)には佐藤駿一郎とエバデダン・ラリーが起用され、リベロ(L)には小川智大という布陣でのスタートとなった。

 第1セット、先にリードを奪ったのはオランダだったが、すぐに追いつき3-3と同点にする。この試合で初スタメンとなった佐藤がブロックポイントを奪い勢いに乗ると、10-7と徐々に点差を離し、そのリードを保ったまま中盤へと入った。13日に行われたセルビア戦でチーム最多19得点を決めた宮浦がこのセットでも存在感を示し先に20点台へと乗せると、最後は佐藤のサーブで相手を崩しミスを誘い、25-18で第1セットを先取した。

 第2セット序盤、大塚の攻撃で得点を重ね前に出ると7-3とし、自分たちのリズムでこのセットを進めた。しかしオランダはこのセット替わって入ったOPのミシェル・アヒを中心に力強い攻撃を見せ点差を縮めにかかり、大塚のスパイクをブロックで阻んで15-15とすると、直後に逆転に成功した。流れを変えたい日本はOHに山崎彰都を、MBに西本圭吾をコートに送りこむと、終盤で再び逆転。最後は宮浦が得点し25-23でこのセットも連取した。

 山崎と西本をスタメン起用して臨んだ第3セット、序盤の一進一退の攻防を先に抜け出したのは日本だったが、直後にオランダも得点し12-12で同点とする。中盤、この試合好調の宮浦が2連続サービスエースで18-15と3点のリードを奪うと、西本の2連続ブロックポイントで5点差とし、完全に日本の流れとなった。最後は替わって入ったOPの高橋慶帆が得点し25-18でこのセットも取り切り勝利した。

 この勝利をもって中国ラウンドを3勝で終えた男子日本代表は、次戦から舞台をブルガリアに移して戦うこととなる。そのブルガリアラウンドの初戦は26日(木)1:30試合開始で、世界ランキング17位のブルガリア代表と対戦する。

■試合結果

 日本 3-0 オランダ

 第1セット 25-18 / 第2セット 25-23 / 第3セット 25-18

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この記事を書いたのは

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