2024女子U17世界選手権大会に参戦しているU17女子日本代表が準々決勝でU17ペルー代表と対戦し、3-1で勝利した。
予選ラウンドをグループ1位通過した日本。ラウンド16ではU17エクアドル代表にストレート勝ちを収め、準々決勝では、開催国のU17女子ペルー代表と対戦。ミドルブロッカーの熊谷苺花やアウトサイドヒッターの中山沙也など、ラウンド16のエクアドル戦と同様のメンバーで戦った。
試合は、1セット目拮抗した展開で進んでいくが、中盤で中山のサーブから4連続得点で抜け出した日本がペルーの追い上げを振り切ってセットを先取した。2セット目は、セッター土岐陽夏の巧みなトスワークが光り、中山のレフトからのスパイクや溝上愛那のクイックなど多彩な攻撃でペルーを圧倒。最後はアクアリスターのスパイクで25-15とし、日本がセットを連取する。しかし、3セット目はペルーのサーブと高いブロックに苦戦。仙波こころのレシーブや工藤光莉のバックアタックで反撃するも、接戦の末セットを奪われてしまう。それでも続く4セット目、熊谷のクイックや土岐のサービスエースで勢いに乗り、最後は中山のブロックアウトで25-17でセットを奪い、3-1で勝利した。
準決勝の相手は、準々決勝でU17女子トルコ代表を3-1で下したU17女子イタリア代表。試合は8月24日(土)の6時30分より開始される。
■試合結果
U17日本 3-1 U17ペルー
第1セット 25-21
第2セット 25-15
第3セット 23-25
第4セット 25-17