20日(金)に行われたネーションズリーグ2025女子の予選ラウンド第2週2戦目で、バレーボール女子日本代表はFIVB世界ランキング1位の女子イタリア代表にフルセットの末敗れ、今大会初黒星を喫した。試合後、リベロの福留慧美がU-NEXTのフラッシュインタビューに応じた。
今大会初出場となった福留。イタリアのオポジットには、セリエAのミラノでチームメイトだった絶対的エース、パオラ・エゴヌも出場。今試合では、エゴヌの強烈なスパイクを何度もレシーブで上げ、日本の得点に繋げる活躍を見せた。
味方だったエゴヌと、今回ネットを挟んで敵として戦った福留。素晴らしい位置取りやディグを見せたことについて、「一緒のチームでやっていたので絶対に拾いたいという気持ちで臨みました」と力強く話した。
今試合の解説を務めた元女子日本代表の新鍋理沙さんからエゴヌの特徴を分かった上でのプレーだったのかと聞かれると、「エゴヌ選手はトスがショートするとライン際に打ってきたり、手が伸びてきたらティップすることが多いので、そこはチームで共有して臨めたかなと思います」と具体的なプレーの特徴をあげ、それを上手く生かせたことを明かした。
次戦は21日(土)21:00から女子中国代表と対戦するが、「明日は中国戦で高さもあって速い攻撃も仕掛けてくると思うので、もう一度サーブで攻めてアウトオブシステムというところを多く作って日本がブロック&ディフェンスを作って4枚攻撃を仕掛けていけたら良いかなと思います」と具体的な戦術を挙げて意気込みを見せた。
そして最後にイタリアとの戦いは楽しかったですか?と聞かれると、笑顔で「楽しかったです」と答えた。