[写真]=Volleyball World

 21日(土)にバレーボールネーションズリーグ2025女子の予選ラウンド第2週の第3戦が行われ、バレーボール女子日本代表が女子中国代表と対戦した。

 今大会が開幕し5連勝と勢いに乗っていた女子日本代表だったが、香港ラウンド第2戦で女子イタリア代表にフルセット負けで初の黒星を喫した。その敗戦から一夜明け、女子中国代表相手にアウトサイドヒッター(OH)はこれまでと同様に石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子を、セッター(S)に関菜々巳を先発起用。ミドルブロッカーには山田二千華と荒木彩花を、そしてリベロ(L)には今大会初出場で代表デビューとなる川畑遥奈がスタメンに選出された。

 第1セット、スタートから中国に連続ポイントを奪われリードされる。徐々にその点差を縮めていく日本だったが、中盤でブロックに捕まる場面が増え、さらに日本のコート内での連携ミスも重なり流れを掴めず、再び中国に点差を広げられる。終盤もサーブで攻め、ブロックポイントで着実に得点を重ねる中国を追い上げることができず、最後も高いブロックに阻まれた日本は15-25という大差でセットを落とす。

 第2セットは序盤から自分たちのペースを掴みたい日本だったが、1セット目同様中国リードで試合が進む。日本は中国の前に落とすサーブに翻弄され、思うような攻撃ができず大きく点差を離されていく。途中、佐藤に代わって北窓絢音がコートに入り安定したサーブレシーブを見せるも、ブレイクがとれず10-20と10点差に。その後も日本は追い上げることができず、12-25と1セット目よりもさらに点差をつけられ連続でセットを落とし後がなくなる。

 第3セット、ここから反撃に出たい日本はスタートからSを中川つかさ、OHを和田に代えて北窓、Lに西崎愛菜と川畑の2枚起用に変更。石川のサーブでブレイクすると、今試合初めて日本がリードを奪う。中盤から終盤にかけてもラリーを日本が制すことが増え、また山田やリリーフサーバーの深澤めぐみのサーブターンで連続ブレイクし20-11と大きくリードする。このセットは終始日本のペースで試合が進み、これまでのセットとは逆の展開で日本が大差をつけてセットを取り返す。

 第4セットのスタートも第3セットと同じメンバーで臨んだ日本。序盤は中国のリードを日本が追いかける展開に。中川のサーブターンでブレイクし5点差から1点差まで追い上げ、リリーフサーバーの深澤がサービスエースを決め13-13の同点に追いつく。そこから両者譲らぬ点の取り合いで終盤に入る。20点目以降も1点1点を争う緊迫した展開の中、ラリーを制した中国がブレイクしてマッチポイントを握り、日本は追いつくことができずセットカウント1-3で敗戦を喫した。

 2セットダウンから選手交代でセットを取り返すも、第4セットの接戦を取り切ることができず中国代表に敗戦し、イタリア戦に続き2連敗となった。女子日本代表は次戦、22日(日)17:30よりFIVB世界ランキング13位で、今大会これまで4勝3敗の女子チェコ代表と対戦する。

■試合結果

日本 1-3 中国

第1セット 15-25/第2セット 12-25/第3セット 25-18/第4セット22-25

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この記事を書いたのは

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