26日(木)に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は世界ランキング2位の男子フランス代表相手にフルセットの末に勝利。アウトサイドヒッターの山崎彰都がU-NEXTのフラッシュインタビューに答えた。
どんなことを考えてゲームに入ったのかと尋ねられると「今日はスタートではないということで、リリーフサーバーとしてチームの流れを変えられるように攻めていくサーブを打っていけたらなと思っていて、それが試合でできたことが今日の勝ちに繋がったんじゃないかなと思います」と答えた。
この試合で解説を務めた元日本代表で大阪ブルテオンに所属している清水邦広さんから「劣勢の場面でサーブが回ってくることが多かったと思うが、そういったプレッシャーの中でどのような気持ちでサーブを打っていったのか」と聞かれると、「いつもだったらミスしたらどうしようって考えていることが多いんですけど、中国ラウンドで甲斐(優斗)くんがリリーフサーバーとして出ている際、『甲斐くんはどういう風に考えてサーブを打っているの』と聞くと『なにも考えずにサーブを打ちに行っている』っていう後輩のアドバイスで、それを今日実行してみたらうまくいけたので、甲斐くんに助けられたなと僕は思っています」と、チームメイトとの交流の中で自身の好サーブに繋がったと明かした。
さらに山崎は、「今日はショートサーブがあまり上手くいかなかったんですけど、次の試合はチャンスがあったらもうちょっといいサーブを打って、ショートサーブでもエースを取れるように頑張りたいと思っています」と今後のプレーについても触れた。
また、前衛での自身の攻撃について問われると「世界相手だとブロックがとても高いので、SVリーグと違って高いブロックに対してどう攻撃していくかっていうのを試合中にも考えながらやって、自分的にはもう少し点数を取れたり、リバウンドとかでもうちょっと良い展開に持っていけたんじゃないかなっていう風には思うんですけど、自分が試そうとしたことが結構できたのでこの試合良かったと思っています」と反省を交えながらも、手応えを感じていた部分についても語った。
中国で行われた第1週目を3勝1敗で終え、2週目のブルガリアラウンドに入り、2週目第1戦は開催国であるブルガリア代表にストレートで黒星を喫していた中フランス戦へと挑み、フルセットの戦いの末見事に勝利した日本。次戦は27日(金)にFIVB世界ランキング13位のウクライナ代表との対戦が控えている。