25日、第18回 VTVカップ女子国際バレーボール大会2024のプールB第1節が行われ、アランマーレ山形はKing Whale Taipei（チャイニーズタイペイ）に3-0で勝利した。
24日から31日にかけて、ベトナムのニンビンで行われる今大会。A山形にとっては初めての国際大会となる。
プールBに入ったA山形はHenan（中国）、King Whale Taipei（チャイニーズタイペイ）、Korabelka（ロシア）と同居し、初戦でKing Whale Taipeiと対戦した。
第1セット、King Whale Taipeiの高いブロックや多彩な攻撃に苦戦するも、キャプテンでアウトサイドヒッター（OH）の木村友里が効果的にフェイントやスパイクを決めていく。両チーム粘り強くボールをつなぎ、24-24のデュースにもつれ込むが、A山形はOH前田美紅のスパイクで先行すると、木村のスパイクで決めきり26-24で１セット目を先取した。
続く2セット目、A山形はオポジット（OP）の川釣奈津のサービスエースや、2セット目から出場したミドルブロッカー（MB）のインディグウェシンディ千想夢のブロックで応戦。King Whale Taipeiのサービスエースや高いスパイクに苦しめられ、またもデュースまでもつれ込んだが、26-24で第2セットも取った。
そして迎えた第3セット、A山形は4-11と最大７点もの差をつけられるが、MBの伊藤摩耶のサービスエースを起点に流れを呼び込み、頼れるキャプテン木村が要所要所でスパイクやフェイントを決めていく。点差を詰めたA山形はOPの岡村南奈がブロックアウトを取り逆転に成功。最後は相手のスパイクをブロックに当てたボールを木村が高くセンターに上げると、セッターの赤星七星がツーアタックを決めて25-19で第3セットも奪い、3-0で勝利した。
初の国際大会で白星スタートを飾ったA山形は、26日に第2節でKorabelkaと対戦する。
■試合結果
アランマーレ山形 3-0 King Whale Taipei
第1セット 26-24
第2セット 26-24
第3セット 25-19
