27日(金)に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子ウクライナ代表相手にフルセットの末敗れ今大会3敗目を喫した。アウトサイドヒッターの山崎彰都がU-NEXTのフラッシュインタビューに答えた。
中国で行われた予選ラウンド第1週目を3勝1敗で終え、2週目のブルガリアラウンドでは第1戦は開催国のブルガリア代表にストレートで敗戦し、2戦目のフランス代表相手にはフルセットで勝利を掴んでいた日本。そして初めての対戦となったウクライナとの3戦目は高いブロックに苦しみ、メンバー交代をしてフルセットに持ち込ませるものの、惜しくも及ばなかった。
そのウクライナ戦で今大会初めてスタメンで起用された山崎は途中で交代もする場面もあったものの、チーム3位の10得点をマーク。「代表での初めてのスタメンということで緊張している部分もあって、なかなか上手くいかないこともあったんですけどチームの皆が助けてくれて、結果的に負けてしまいましたけど良いバレーボールを今日も見せられたんじゃないかなと思います」とウクライナ代表との試合を振り返った。
そしてウクライナ戦での解説を務めた元男子日本代表の福澤達哉さんから、自身のアピールしたいポイントを聞かれると「僕のアピールポイントとしてはレセプションをオーバーで取ることで、後衛の選手を助けられるところが強みのひとつですし、またスパイクの部分でも高さがあるので、低めのセッター相手だったり、インナーコースを強みとしてやっていて、今日の試合でアピールできたかと聞かれるとそこまでできていない気もするんですが、そこをもっともっとアピールしていきたいと思います」と自身の強みについて答えた。
また、「世界のブロックの高さに対してどうすれば良いと考えるか」と聞かれると「まずは高いブロックがSVリーグではなかなか経験できないので、もっと角度をつけて指先を狙わないといけないなということは昨日今日と試合に出場して感じたところですし、高いブロックに対してどういう風に得点を取るかという点に関しては、僕のスパイクの打力がもっと上がっていかないと弾き出すブロックアウトが取れないので、今日も何度も狙ってはいたんですけどなかなか点数に繋がらないで相手にチャンスボールを与えてしまったので、そこはもう少し打ち方やトレーニングが必要だなと思います」と冷静に自身のプレーを分析し、今後の課題を挙げた。
ウクライナに悔しい敗戦を喫した日本。次戦は29日(日)18:00より、ブルガリアラウンド最終戦となるスロベニア代表との対戦が控えている。