[写真]=須田康暉

 女子バレーボール日本代表は10日(水)、ネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子韓国代表と対戦し、セットカウント3-0(25-21、27-25、25-22)でストレート勝利を収めた。

 試合前に決勝ラウンド進出が決まった日本。韓国戦では9日(火)の女子フランス代表戦からスタメンを大きく変更。セッターの中川つかさも日本ラウンドで初めてスタメンで起用された。

 試合後に取材に応じた中川は、「正直、ミーティングでスタメンと聞いたときは驚きました」とスタメンと知った時の心境を吐露。それでも「自分ができることをすべて出すことが役割。それがチームに勢いを与えると思っていました」と語る通り、変幻自在のトスワークを魅せた。

 試合を通して見せた見事なトスワークを披露した一方、ミドルブロッカー山田二千華との連携については中々合わせることができず。試合後には二人でじっくりと話し込む場面もあった。

「二千華さんが気持ちよく打てるスパイクがほんとに少なかったと思うので、私の感じているところと、二千華さんの感じているところのすり合わせをして、次はしっかりと合わせられるような振り返りと準備をコミュニケーションしていました」

 それでも、マッチポイントの場面で選択したのはその山田を使ったAクイック。そのプレーについては「やっぱりそこをしっかり合わせてこのゲームを締めくくろうという気持ちで最初からあげることは決めていました」と強い気持ちを見せた。

 また、代表初スタメンで11得点を決めたと秋本美空については、「すごいスパイクを打ってるなと感じた。でも一番下らしく、ふわっとしたところもある」と柔らかく評しつつ、「のびのびできる環境をセッターとして作っていきたい」と頼れる先輩としての視点ものぞかせた。

 韓国戦の前に決勝ラウンド進出を決めた日本だが、日本ラウンドでは女子ポーランド代表と女子ブラジル代表と強敵との2連戦を控えている。中川も「世界ランクも上で強い相手と当たるので、まずそこにしっかり自分たちがぶち当たっていく。その結果でファイナルラウンドに向けて課題も出てくると思うので、まずはこの後の2戦をしっかり自分たちの持ってる力をぶつけてやっていきたい」と気合十分だ。

 日本は次戦、1日の休養を経て12日(土)の19時20分からポーランドと対戦する。

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