12日に行われたネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで、バレーボール女子日本代表は女子ポーランド代表にセットカウント3-1で勝利。ミドルブロッカーの島村春世がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
千葉ポートアリーナを会場に行われている予選第3週の日本ラウンド。日本はここまで、女子フランス代表と女子韓国代表を相手に失セット0の2連勝を飾っている。日本ラウンドの第3戦、日本はFIVB世界ランキング3位のポーランドと激突。相手の高さに苦しみながらもセットカウント3-1で勝利を飾った。
島村は速さの光るブロード攻撃で相手ブロックを翻弄。ブロックポイント1本を含むチーム3位の14得点を獲得した。試合を振り返り、「高さのある相手を私の得意な横の攻撃で揺さぶることが出来たので、すごく良かったんですけど、他の選手も活かしてくれていたので本当にセナ(セッターの関菜々巳)含め周りの選手に感謝の気持ちでいっぱいです」と周りの選手へ感謝をかかさなかった。
相手に奪われた第2セットや、各セットの序盤では劣勢な場面も多かった日本。この時の心情を聞かれた際には「このチームはビハインドの場面でも盛り返せる力を持っているので、とにかくいつも通りという思いで声はかけていたんですけど。みんな頑張ってくれました」とチームへの信頼を口にした。
秋本美空や北窓絢音など途中出場の選手の活躍も目立ったこの試合。この活躍について島村は、 「本当にチームメイトの力があって、私もパフォーマンスを出せているので、お互いがお互いを高め合っていけるように。私も33(歳)ですけど若手に負けずにフレッシュに頑張っていきたいと思います」と答えた。
予選ラウンド最終戦となる次戦、日本は7月13日(日)19:20よりFIVB世界ランキング2位の女子ブラジル代表と対戦する。島村は「今日も熱い応援ありがとうございました。明日も良い試合になると思うので是非、会場に来ていただいて、放送を見ていただいて、私たちに力を送って下さい。一緒に戦ってください。ありがとうございました」とファンへメッセージを送った。