女子バレーボール日本代表は13日(日)、ネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子ブラジル代表と対戦し、セットカウント0-3(17-25、18-25、 20-25)で敗れた。
強敵ブラジルの隙のないバレーに完敗を喫した日本だが、アウトサイドヒッターの北窓絢音は途中出場から5得点をマーク。途中出場からすぐに得点を奪うなど、21歳とは思えない冷静なプレーを見せた。
大会を通して途中出場が続いている北窓だが、予選ラウンド第3週の日本ラウンドでは徐々にプレー時間を伸ばした。12日(土)の女子ポーランド代表戦に続き強豪国との対戦も経験したが、「(大会前は)自分は何が良くて(代表に)選ばれているのかあまり分かってなかったんですけど、自分に何を求められているかがはっきりした」と、北窓自身にとっても良い経験になったようだ。
具体的には、 「今日(のブラジル戦)も特にそうなんですけど、サーブレシーブやディフェンス面でフェロ(フェルハト・アクバシュ監督の愛称)に褒められることが多いので、そこは求められているなと」と、守備面で貢献していきたいと語った。
また、千葉ラウンドでは攻撃面の課題も見つかった。「まっすぐ打つだけだと外国人選手にも読まれるし、ただぶち当てるだけでもやっぱりブロックが固いので、もうひとひねりというか、逆打ちや軟打とかも混ぜていったり、上手さもすごい大事だなと思ったので、そこをもっと磨いていきたい」と、レベルアップを誓った。
ここまでの今大会で大きな注目を集めている北窓。決勝ラウンドでさらなる成長を目指す。