2025年7月3日(木)から7月13日(日)の日程で、クロアチアとセルビアで開催されていた2025女子U19世界選手権大会。開催国を含む全5大陸連盟から過去最多となる24チームが出場する中、13日にすべての試合が終了し最終順位が決定した。
U19女子日本代表はグループラウンドで中国とイタリアに敗戦するものの、3勝2敗の成績を収め決勝トーナメントへ進んだ。その決勝トーナメント初戦、ラウンド16では台湾と対戦し3-1で勝利したが、クォーターファイナルではポーランドと対戦し、ストレートで敗戦。この結果により日本は5位~8位決定戦にまわることとなった。
その5位~8位決定戦の初戦は、グループラウンドで一度対戦し敗戦しているイタリア。互いにセットを取り合い、フルセットにまでもつれ込むも、日本はあと一歩及ばず。7位の座をかけて、ブラジルとの試合に臨んだ。
今大会最終戦となるブラジルとの試合では、これまでもチームの攻撃の中心として活躍していたオポジットの忠願寺莉桜が躍動。両チーム最多得点となる25得点をたたき出した。どのセットも接戦になるものの、最後を取り切った日本がセットを落とさずストレートでの勝利を決め、最終順位は7位という結果になった。
そして今大会の優勝トロフィーを手にしたのはブルガリア。アメリカとの決勝戦では1セット目を落とすものの、そこから巻き返してセットカウント3-1で勝利した。この結果により、U19ブルガリア女子はバルカン半島、ヨーロッパ、そして世界のすべてのカテゴリを制覇。ブルガリア女子史上初めての偉業を達成した。
最終順位は以下の通り。
優勝:ブルガリア 準優勝:アメリカ
3位:ポーランド 4位:トルコ 5位:イタリア 6位:中国
7位:日本 8位:ブラジル 9位:クロアチア 10位:アルゼンチン
11位:台湾 12位:メキシコ 13位:タイ 14位:ベルギー
15位:セルビア 16位:ドイツ 17位:スペイン 18位:カナダ 19位:チリ
20位:プエルトリコ 21位:ペルー 22位:エジプト 23位:ドミニカ共和国 24位:チュニジア