[写真]=須田康暉

 15日、バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子 予選第3週の日本ラウンド開催に伴った前日会見が行われた。

 中国ラウンドとブルガリアラウンドを終え、5勝3敗の総合順位4位につけている男子日本代表。16日(水)19:20より、千葉ポートアリーナで行われる予選第3週 日本ラウンドの初戦の男子ドイツ代表戦を迎える。

 日本ラウンドの開幕を控える中、男子日本代表からアウトサイドヒッターの髙橋藍とロラン・ティリ監督が前日会見に登壇した。

 まずティリ監督は「我々としても厳しい週になると思います。恐らく今回のVNLの中でも非常に厳しい戦いを強いられることになります。(18チーム中)14チームがファイナルに進出可能な位置にいますが、その中でもこの日本ラウンドに出場する5チームが、非常に厳しい競争になるのではないかと思います。ブラジルは恐らく大丈夫そうですが、それ以外に日本だけでなくアメリカ、ドイツ、アルゼンチンと厳しい戦いが予想されます。我々としてはトップの選手を呼んでいますので、このラウンドを盛り上げて一生懸命試合をしていきたいと思います」と日本ラウンドに向けて意気込んだ。

 男子日本代表の監督に就任して以降、初めて日本開催の国際大会に挑むティリ監督。「私はこれまで5年間、日本のパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)で監督をやってきましたけれども、この国の文化や歴史にバレーボールが根付いているということをよく感じます。1964年に行われた東京オリンピックのバレーボール競技で、日本代表は男女ともに良い成績を収めました。そこからバレーボールが社会に深く根付いていて、ブランドとなっていると思います」と日本のクラブチームを率いて感じたことを明かした。

 さらに、「皆さんがバレーボールで有名な高校や大学の名前を知っていますし、社会にも受け入れられていると感じています。皆さんがこれだけの情熱を競技に対して持っているというのも素晴らしく、選手は何時間も練習しています。それこそスパイクやサーブ、トスの自主練をしたいので体育館を開けてくれないか、という風に言われることも多いです。さらにはバレーボール漫画『ハイキュー!!』まで存在していることが、実に素晴らしいと思っています」とと日本のバレーボール文化を熱心に語った。

 ここまでの戦い方やチーム作りについては「とにかくコミュニケーションをよくしていきたい、細かいところまでコミュニケーションを浸透させたいと思っていますし、作戦上の判断を正しくしていきたい。時には20ポイント、もしくは早い時点でどういうオプションに切り替えるべきかなどを考えていきたいと思っています。いずれにしても、私たちはチーム作りの過程の中にいますし学んでいる最中ですが、これまでのチームの活躍にはとても満足しています。今後のファイナルラウンド進出のためには、3勝が必要になるので絶対に3戦勝ちたいです」とコミュニケーションに重きを置いているようだ。

 男子日本代表は日本ラウンドにて男子ドイツ代表、男子アルゼンチン代表、男子ブラジル代表、男子アメリカ代表と対戦する。初戦のドイツはここまで4勝4敗の総合順位8位、FIVB世界ランキング8位のチームだ。

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この記事を書いたのは

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