17日に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子アルゼンチン代表にフルセットの大逆転勝利。キャプテンの石川祐希がU-NEXTのインタビューに答えた。
この千葉大会からチームに合流した石川は、1戦目のドイツ戦に引き続き今試合でもスタメン起用された。まだまだコンデション調整中という中でチーム3番目の16得点を決めるも、サーブレシーブを崩される場面やスパイク決定率に苦しむ場面もあり、途中でコートを離れた。
2セットダウンからの大逆転で勝利を手にした日本だが、石川は運命の第5セット目には出場しなかった。「途中から入ったメンバーが非常に活躍してくれたので、アルゼンチンも良いプレーをしてましたけど、なんとか勝利できて嬉しいです」と途中出場の選手の活躍を称えた。
また、チーム全体の力が上がったように見えると言われると、「そうですね、コートに入ったメンバーが本当に活躍してくれましたし、予選1週と2週目でも非常に良いプレーをしているのを外から見ていました。このラウンドでも代わって良いプレーをしてくれたので頼もしい仲間たちだと思います」とチームメイトへの信頼をあらわにした。
そして「石川選手の大爆発をファンも期待していると思う」とインタビュアーに問われると、「そうですね、まだまだだと思うので。明日、明々後日と試合があるのでそこでしっかりコンディションを整えて臨めればと思います」と今後の試合に向けて、自身のコンデションを高めていくと話した。
続けて「相手が強くなればなるほど石川選手のモチベーションも上がってくると思うが」と話を振られると、「ブラジルも非常に強いチームですし、難しい試合になると思いますけど、しっかり勝って予選ラウンド最終試合のアメリカ戦につなげていきたいと思います」と次戦、男子ブラジル代表戦の意気込みを語った。
予選ラウンドも残すところあと2戦。決勝ラウンド進出にかかわる大事な試合となるが、「今日もたくさんの応援ありがとうございました。まずは明日のブラジル戦、今のメンバーでベストなプレーをしてくれると思いますし、その後のアメリカ戦もありますし、僕たちのできる事をしっかりやりたいと思います。皆さんの応援が非常に力になるので引き続きよろしくお願いします」とファンに向けて今試合の感謝を述べ、これからの試合への覚悟を見せた。
その大事な次戦、日本は7月18日(金)19:20より今大会ここまで8勝1敗で総合順位1位のブラジルと対戦する。