V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)のアルテミス北海道は、青島賢司氏(37)のヘッドコーチ就任と菅野達人氏のゼネラルマネージャー就任を新たに発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
青島氏は福島大学を卒業後、サフィルヴァ北海道(現・北海道イエロースターズ)で選手兼コーチを務め、2024-25シーズンからアルテミス北海道のアシスタントコーチに就任。今シーズンからは新たにヘッドコーチとしてチームを指揮する。
菅野氏は2024-25シーズンはアドバイザーとして選手がバレーボールを頑張れる環境づくりに努めていたが、今シーズンからはゼネラルマネージャーとしてチームに携わることになった。
昨シーズンは0勝28敗と悔しい結果だったアルテミスだが、2025年7月1日付で新たに株式会社も設立し、今シーズンは新体制でより多くの勝利を目指していく。2名はクラブを通してコメントしている。
■青島賢司ヘッドコーチ
「今季、ヘッドコーチに就任いたしました青島賢司です。新体制初年度にヘッドコーチとしてオファーいただけてたいへん光栄です。また、『上手くなりたい!』『勝ちたい!』と目をギラつかせている選手の多い発展途上のチームを任せていただけることに心からワクワクしております」
「『監督』ではなく『ヘッドコーチ』という名称にこだわった理由は、昨季から大事にしている【選手個々の力を伸ばし、試合において最大限のパフォーマンスを引き出す】というコーチとしての役目を果たし続けたいという思いからです。なので、『監督!』ではなく『ヘッド!』って呼んでください!!昨季はチームの再出発、今季は経営陣の一新と大きな転換期を迎えている最中、アルテミス北海道というチームが若きバレーボーラー達の目標となったり、地域に活気をもたらす存在になったりと多くの方にとって良い影響を与えられるよう、チーム一丸となって精進して参ります」
「今シーズンのスローガンは【Reborn to win】。決まりそうで決まらなかった1点、取れそうで取れなかった1本、昨季胸に刻まれた数多の悔しさを原動力に、勝ちに行くための最高の準備をしている最中です。たくさんの喜びを皆さんと共有できるシーズンにしますので、是非多くの方に会場まで足を運んでいただきたいです!新生アルテミス北海道にご期待ください!」
■菅野達人ゼネラルマネージャー
「このたび、アルテミス北海道のゼネラルマネージャーに就任いたしました。女性スポーツの新たな価値を創り、次世代のロールモデルとなるチームを目指して、挑戦の一歩を踏み出します。北海道に根差した地域密着型の運営と、選手一人ひとりの成長を大切にしたサポートを心がけ、バレーボールの魅力をより多くの方に届けてまいります。引き続き、温かいご支援をお願いいたします」