21日、バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子予選ラウンドの全試合が終了し、参加18チームの最終順位が確定。同時にVNL男子の降格チームが決定した。
決勝ラウンドには、男子日本代表を含めた予選ラウンド上位7チームと、開催国の男子中国代表が進出。8位以下のチームは予選ラウンド敗退という形になるが、最下位となったチームはVNLから降格する。
降格の危機に立っていたのは、予選ラウンド最終戦を残した時点で2勝9敗で7ポイントを獲得していた男子中国代表と、1勝10敗で5ポイントを獲得していた男子オランダ代表だ。
注目の最終戦では、中国が男子キューバ代表と、オランダが男子イタリア代表と対戦。先に試合を迎えた中国はキューバにフルセットで勝利し、降格を免れた。一方、VNL降格が決まったオランダはイタリアとの最終戦にストレートで敗れていた。
今大会のオランダチームに、日本のウルフドッグス名古屋でも活躍した世界屈指のオポジットであるニミル・アブデルアジズは不在。今大会で最下位となったオランダは来年のVNLには参加できず、代わりにVNL未出場国の中から最もFIVB世界ランキングが高い国が出場することとなる。