20日に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子アメリカ代表にストレート勝利。ミドルブロッカーの佐藤駿一郎がU-NEXTのインタビューに答えた。
先発出場を果たした佐藤は、キレのあるクイックでチームの勝利に貢献。合計6得点を獲得した。佐藤は試合を振り返り、「気を引き締めて、今日とても大事な試合だったので勝ちにこだわってやったというところですかね」と今試合でのキーポイントを明かした。
トランジションに繋がるブロックのワンタッチを、序盤から見せていた日本。ブロックに関しては「アメリカはバネのある選手が多くて、高さがある選手ばかりだったので。止めるということよりタッチを取って、チームを有利に展開出来るようにすることを僕自身、意識してやりました。序盤からタッチが取れて良かったなと思います」と答えた。
また、スパイクについては「まだちょっとコンビネーション的には合わない部分はあると思うんですけど、カバー能力も前よりは上がりましたし、難しいトスでも相手のブロックを見て打つことが出来ていたので。今日のスパイクに関してはそんなに悪くなかったかなと思います」と振り返った。
今大会、徐々にスタメン起用される試合の増えた佐藤。「(予選第1週の)中国ラウンドから比べて、最初から出ることがすごく多くなってきて、スタートから出ることはすごい嬉しいです。同じポジションの選手に出られていない選手がいる中で、代表として出るので楽しむことはもちろん、その中でもチームにプラスになるようなプレーが出来るようにしていきたいなと思います」と喜びと共に責任感を感じていた。
この試合で決勝ラウンド進出を決めた日本。決勝ラウンドに向けて佐藤は「メダル獲得を目標にしていますので、ファイナルに行ってとても難しい試合が続いてくる思うんですけど、チーム全員で目の前の試合に集中して取り組んでいきたいなと思います」と意気込んだ。
最後に自身のアピールポイントについて聞かれると「僕もスパイクを武器としてやっていますし、ブロックだったり全部見て欲しいですけど一番は楽しんでる姿を見て欲しいなと思います」と回答した。
日本は次戦、7月30日(水)と31日(木)に中国で行われる準々決勝に挑む。