21日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子の予選ラウンドのすべての試合が終了し、男子日本代表は4位通過で決勝ラウンドに進出することが確定した。
予選ラウンド終了時点で、ベストディガーランキング3位に入っているのは、日本のリベロ小川智大。予選ラウンド第1週から試合に出場している小川は、相手の強烈なスパイクを何度もレシーブ。得意のレセプションだけでなく、ディグでもチームに貢献している。
また、今大会で話題になっているのは、小川が会場に響く大きな声でチームメイトに声掛けをする姿だ。セッターへの指示や相手ブロッカーの動きを伝えるなど、プレー以外の部分でもチームを支えている。
粘り強い繋ぎから得点を生み出す日本にとって、小川のディフェンス力は決勝ラウンドでも必要不可欠。今後もその活躍に期待したい。
■VNL男子ベストディガーランキングTOP10(予選ラウンド終了時点)
※VNLのベストディガーは成功率ではなく成功数順
1位:マイキ・ナシメント(ブラジル)/101本
2位:オレクサンドル・ボイコ(ウクライナ)/85本
3位:小川智大(日本)/80本
4位:ベルカイ・バイラクタル(トルコ)/78本
5位:トム・コープス(オランダ)、レオナルド・グラーヴェン(ドイツ)/75本
6位:バンジャマン・ディエス(フランス)/72本
7位:ジェフリー・クルック(オランダ)、ジャン・マルティネス(アルゼンチン)、テオ・フォール(フランス)/69本
8位:エリック・ロース(ドイツ)/67本
9位:ヤニ・コヴァチッチ(スロベニア)/65本
10位:マルロン・ヤント(キューバ)/64本